「題」 「御霊の実」
聖書の箇所 「ガラテヤ人への手紙」5章22~24節(新約P.382)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
22 しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、
23 柔和、自制です。このようなものに反対する律法はありません。
24 キリスト・イエスにつく者は、自分の肉を、情欲や欲望とともに十字架につけたのです。
1、御霊の実
22~23 節「しかし、御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、善意、誠実、柔和、自制です。」
「御霊の実」ですから、神様がわたしたちのうちに実らせてくださる品性です。自分自身のことだけを見るならば、こうした実を結ぶことはとても不可能に思われます。しかし、実を結ばれるのは神様です。神様は私たちを愛するがゆえに、私たちに豊かな実を結ばせてくださいます。神様にはできないことはないと信じましょう。
2、努力によらず、御霊によって生きる
23 節「このようなものに反対する律法はありません。」
私たちは律法、つまり聖書の要求を満たすことはできません。そのような私たちのために、イエス様が十字架にかかられて律法を全うしてくださいました。この神様の恵みを信じて生きることが、御霊によって生きることです。十字架の救いを信じる信仰も御霊の実であり、律法はその救いを否定しません。
3、キリストにつく者
24 節「キリスト・イエスにつく者は、自分の肉を、情欲や欲望とともに十字架につけたのです。」
イエス様は、ご自分がぶどうの木で私たちが枝であると語っておられます。私たちがイエス様につながっているなら、イエス様によって御霊に満たされるので、御霊の実が私たちに結ばれるのです。そのために、「自分が」という肉の思いを十字架につけて、「私ではなくイエス様が」という恵みを信じてイエス様につながりましょう。