R6.6.23 オープンチャーチ礼拝式

題: 「ソロモンの知恵」
聖書の箇所 「列王記第一3章5~10節」(旧約P.597)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
5 ギブオンで主は夜の夢のうちにソロモンに現れた。神は仰せられた。「あなたに何を与えようか。願え。」
6 ソロモンは言った。「あなたは、あなたのしもべ、私の父ダビデに大いなる恵みを施されました。父があなたに対し真実と正義と真心をもって、あなたの御前に歩んだからです。あなたはこの大いなる恵みを父のために保ち、今日のように、その王座に着いている子を彼にお与えになりました。
7 わが神、主よ。今あなたは私の父ダビデに代わって、このしもべを王とされました。しかし私は小さな子どもで、出入りする術を知りません。
8 そのうえ、しもべは、あなたが選んだあなたの民の中にいます。あまりにも多くて、数えることも調べることもできないほど大勢の民です。
9 善悪を判断してあなたの民をさばくために、聞き分ける心をしもべに与えてください。さもなければ、だれに、この大勢のあなたの民をさばくことができるでしょうか。」
10 これは主のみこころにかなった。ソロモンがこのことを願ったからである。

1,神様の主権を認める
7節「わが神、主よ。今あなたは私の父ダビデに代わって、このしもべを王とされました。しかし私は小さな子どもで、出入りする術を知りません。」
父ダビデから王座を引き継いだソロモンは、自分が優れているからではなく、神様がご自身の主権によって王とされたことを認めました。それで「何を与えようか、願え」と神様から問われたとき、ソロモンは素直に自分の弱さを神様に伝えながら、力を願うことをしませんでした。

2,知恵とは聞き分ける心
9節「善悪を判断してあなたの民をさばくために、聞き分ける心をしもべに与えてください。さもなければ、だれに、この大勢のあなたの民をさばくことができるでしょうか。」
ソロモンはイスラエルの民を「あなたの民」と語ります。自分が権力をもって治めるのではなく、神様の主権によって治めるべきことをわきまえていました。それで「聞き分ける心」つまり神様の御声を聞く心を与えてくださいと願います。神様のみことばは、神様から聞き分ける心を与えられなければ受け入れることができないからです。

3,神様のみこころを知る
10 節「これは主のみこころにかなった。ソロモンがこのことを願ったからである。」
ソロモンが全く自分の力を頼りとしないで、神様だけを頼りとしたことは、神様のみこころにかないました。ソロモンは神様のみこころにかない、知恵だけでなく富と栄誉も与えられます。神様が最も喜ばれることは、神様を求め、神様によっていのちが豊かにされることです。

 

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