R6.3.3 礼拝・聖餐式

題: 「王の入城」
聖書の箇所 「マタイの福音書21章1~11節」(新約P.41)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
1 さて、一行がエルサレムに近づいて、オリーブ山のふもとのベテパゲまで来たそのとき、イエスはこう言って、二人の弟子を遣わされた。
2 「向こうの村へ行きなさい。そうすればすぐに、ろばがつながれていて、一緒に子ろばがいるのに気がつくでしょう。それをほどいて、わたしのところに連れて来なさい。
3 もしだれかが何か言ったら、『主がお入り用なのです』と言いなさい。すぐに渡してくれます。」
4 このことが起こったのは、預言者を通して語られたことが成就するためであった。
5 娘シオンに言え。
『見よ、あなたの王があなたのところに来る。
柔和な方で、ろばに乗って。
荷ろばの子である、子ろばに乗って。』」
6 そこで弟子たちは行って、イエスが命じられたとおりにし、
7 ろばと子ろばを連れて来て、自分たちの上着をその上に掛けた。そこでイエスはその上に座られた。
8 すると非常に多くの群衆が、自分たちの上着を道に敷いた。また、木の枝を切って道に敷く者たちもいた。
9 群衆は、イエスの前を行く者たちも後に続く者たちも、こう言って叫んだ。
「ホサナ、ダビデの子に。
祝福あれ、主の御名によって来られる方に。
ホサナ、いと高き所に。」
10 こうしてイエスがエルサレムに入られると、都中が大騒ぎになり、「この人はだれなのか」と言った。
11 群衆は「この人はガリラヤのナザレから出た預言者イエスだ」と言っていた。

1,主がお入り用なのです
2~3節「向こうの村へ行きなさい。そうすればすぐに、ろばがつながれていて、一緒に子ろばがいるのに気がつくでしょう。それをほどいて、わたしのところに連れて来なさい。もしだれかが何か言ったら『主がお入り用なのです』と言いなさい。すぐに渡してくれます。」
主は、力の弱い子ろばを「主がお入り用なのです」つまり必要です、役立ちますと用いてくださいます。私たちをも子ろばのように、主をお運びするために用いられる者でありたいと願います。

2,王の入城
4~5節「このことが起こったのは、預言者を通して語られたことが成就するためであった。『娘シオンに言え。見よ、あなたの王があなたのところに来る。柔和な方で、ろばに乗って。荷ろばの子である、子ろばに乗って。』」
通常、王の平定は力によってなされ、入城は軍馬に乗って行われます。しかし主は愛によって、それも上からの力ではなく下からの犠牲によって平和をもたらされます。ろばの子によってその真理が証しされます。

3,主の御名によって来られる方
9節「群衆は、イエスの前を行く者たちも後に続く者たちも、こう言って叫んだ。『ホサナ、ダビデの子に。祝福あれ、主の御名によって来られる方に。ホサナ、いと高き所に。』」
人々がイエス様に求めたのは、ローマ帝国を打ち破る、かつての力強いダビデ王朝の再来でした。しかし主がなされるのは、私たち一人一人を神の宮として回復し、そのうちに宿られることです。そのためにすべてを明け渡して、イエス様を王として心にお迎えしましょう。

 

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