R5.9.17 礼拝式

題: 「神様のご計画」
聖書の箇所 「出エジプト記2章1~10節」(旧約P.100)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
1 さて、レビの家のある人がレビ人の娘を妻に迎えた。
2 彼女は身ごもって男の子を産み、その子がかわいいのを見て、三か月間その子を隠しておいた。
3 しかし、それ以上隠しきれなくなり、その子のためにパピルスのかごを取り、それに瀝青と樹脂を塗って、その子を中に入れ、ナイル川の岸の葦の茂みの中に置いた。
4 その子の姉は、その子がどうなるかと思って、離れたところに立っていた。
5 すると、ファラオの娘が水浴びをしようとナイルに下りて来た。侍女たちはナイルの川辺を歩いていた。彼女は葦の茂みの中にそのかごがあるのを見つけ、召使いの女を遣わして取って来させた。
6 それを開けて、見ると、子どもがいた。なんと、それは男の子で、泣いていた。彼女はその子をかわいそうに思い、言った。「これはヘブル人の子どもです。」
7 その子の姉はファラオの娘に言った。「私が行って、あなた様にヘブル人の中から乳母を一人呼んで参りましょうか。あなた様に代わって、その子に乳を飲ませるために。」8 ファラオの娘が「行って来ておくれ」と言ったので、少女は行き、その子の母を呼んで来た。
9 ファラオの娘は母親に言った。「この子を連れて行き、私に代わって乳を飲ませてください。私が賃金を払いましょう。」それで彼女はその子を引き取って、乳を飲ませた。
10 その子が大きくなったとき、母はその子をファラオの娘のもとに連れて行き、その子は王女の息子になった。王女はその子をモーセと名づけた。彼女は「水の中から、私がこの子を引き出したから」と言った。

1,神様に逆らう世の力
2~3節「彼女は身ごもって男の子を産み、その子がかわいいのを見て、三ヶ月間その子を隠しておいた。しかし、それ以上隠しきれなくなり、その子のためにパピルスのかごを取り、それに瀝青と樹脂を塗って、その子を中に入れ、ナイル川の葦の茂みの中に置いた。」
イスラエルがこれ以上強くならないよう、エジプト王は生まれた男の子をナイル川に投げ込めと命じます。この世が神様の祝福に逆らっても、神様はその中でモーセを生まれさせ、救済の働きを起こされます。

2,世の力さえ用いられる神様
6節「それを開けて、見ると、子どもがいた。なんと、それは男の子で、泣いていた。彼女はその子をかわいそうに思い、言った。『これはヘブル人の子どもです。』」
モーセはエジプトの王宮にたどり着きます。王が殺せと命じたイスラエルの子を、王女が自分の子とします。神様はエジプトの権力を用いて、モーセを最も安全なところに導かれました。

3,人知を超えた神様のご計画
10 節「その子が大きくなったとき、母はその子をファラオの娘のもとに連れて行き、その子は王女の息子になった。王女はその子をモーセと名づけた。彼女は『水の中から、わたしがこの子を引き出したから』と言った。」
王女は「わたしがこの子を引き出したから」と語りますが、その背後に神様の人知を超えたご計画がありました。世の力が強く、救いの道が見えないと思えるときにこそ、神様は私たちのために平安と将来と希望を与えるご計画を実現してくださいます。

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