R5.8.13 礼拝・故小寺千枝子姉記念式

題: 「地に立てられたはしご」
聖書の箇所 「創世記28章10~22節」(旧約P.49)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
10 ヤコブはベエル・シェバを出て、ハランへと向かった。
11 彼はある場所にたどり着き、そこで一夜を明かすことにした。ちょうど日が沈んだからである。彼はその場所で石を取って枕にし、その場所で横になった。
12 すると彼は夢を見た。見よ、一つのはしごが地に立てられていた。その上の端は天に届き、見よ、神の使いたちが、そのはしごを上り下りしていた。
13 そして、見よ、主がその上に立って、こう言われた。「わたしは、あなたの父アブラハムの神、イサクの神、主である。わたしは、あなたが横たわっているこの地を、あなたとあなたの子孫に与える。
14 あなたの子孫は地のちりのように多くなり、あなたは、西へ、東へ、北へ、南へと広がり、地のすべての部族はあなたによって、またあなたの子孫によって祝福される。
15 見よ。わたしはあなたとともにいて、あなたがどこへ行っても、あなたを守り、あなたをこの地に連れ帰る。わたしは、あなたに約束したことを成し遂げるまで、決してあなたを捨てない。」
16 ヤコブは眠りから覚めて、言った。「まことに主はこの場所におられる。それなのに、私はそれを知らなかった。」
17 彼は恐れて言った。「この場所は、なんと恐れ多いところだろう。ここは神の家にほかならない。ここは天の門だ。」
18 翌朝早く、ヤコブは自分が枕にした石を取り、それを立てて石の柱とし、柱の頭に油を注いだ。
19 そしてその場所の名をベテルと呼んだ。その町の名は、もともとはルズであった。
20 ヤコブは誓願を立てた。「神が私とともにおられて、私が行くこの旅路を守り、食べるパンと着る衣を下さり、
21 無事に父の家に帰らせてくださるなら、主は私の神となり、
22 石の柱として立てたこの石は神の家となります。私は、すべてあなたが私に下さる物の十分の一を必ずあなたに献げます。」

1,天から地に立てられたはしご
12 節「すると彼は夢を見た。見よ、一つのはしごが地に立てられていた。その上の端は天に届き、見よ、神の使いたちが、そのはしごを上り下りしていた。」
普通はしごは、高いところに上がるために地から上に立てられます。ところがヤコブが見たはしごは、天から地に立てられていました。天国は、私たちの地上での努力や功績によって上るのではなく、神様の恵みによって天から与えられるものです。

2,天の門
16~17 節「ヤコブは眠りから覚めて、言った。『まことに主はこの場所におられる。それなのに、私はそれを知らなかった。』彼は恐れて言った。『この場所は、なんと恐れ多いところだろう。ここは神の家にほかならない。ここは天の門だ。』」
ヤコブは自分自身の問題によって、家から出ていくことになりました。途中、彼は名もなき場所で、石を枕にして寝るような有様でした。ところがそこに神様が現れ、ヤコブに祝福を約束されます。どん底にある者にさえ、神様は天の門を開かれ祝福を与えることがおできになるのです。

3,イエス様によって神の子とされる
ヨハネの福音書1章 51 節「まことに、まことに、あなたがたに言います。天が開けて、神の御使いたちが人の子の上を上り下りするのを、あなたがたは見ることになります。」
イエス様は、ご自分が地にたてられたはしごであると語られました。私たちが何の功績もなく天国に入ることができるのは、イエス様が私たちのすべてとなられ、いのちをも与えてくださったからです。

 

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