R5.8.6 礼拝・聖餐式

題: 「神様の約束に留まる」
聖書の箇所 「創世記26章12~22節」(旧約P.44)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
12 イサクはその地に種を蒔き、その年に百倍の収穫を見た。主は彼を祝福された。
13 こうして、この人は富み、ますます栄えて、非常に裕福になった。
14 彼が羊の群れや牛の群れ、それに多くのしもべを持つようになったので、ペリシテ人は彼をねたんだ。
15 それでペリシテ人は、イサクの父アブラハムの時代に父のしもべたちが掘った井戸を、すべてふさいで土で満たした。
16 アビメレクはイサクに言った。「さあ、われわれのところから出て行ってほしい。われわれより、はるかに強くなったから。」
17 イサクはそこを去り、ゲラルの谷間に天幕を張って、そこに住んだ。
18 イサクは、彼の父アブラハムの時代に掘られて、アブラハムの死後にペリシテ人がふさいだ井戸を掘り返した。イサクは、それらに父がつけていた名と同じ名をつけた。
19 イサクのしもべたちがその谷間を掘っているとき、そこに湧き水の井戸を見つけた。
20 ゲラルの羊飼いたちは「この水はわれわれのものだ」と言って、イサクの羊飼いたちと争った。それで、イサクはその井戸の名をエセクと呼んだ。彼らがイサクと争ったからである。
21 しもべたちは、もう一つの井戸を掘った。それについても彼らが争ったので、その名をシテナと呼んだ。
22 イサクはそこから移って、もう一つの井戸を掘った。その井戸については争いがなかったので、その名をレホボテと呼んだ。そして彼は言った。「今や、主は私たちに広い所を与えて、この地で私たちが増えるようにしてくださった。」

1,父アブラハムの祝福を受け継ぐ
12~13 節「イサクはその地に種を蒔き、その年に百倍の収穫を見た。主は彼を祝福された。こうして、この人は富み、ますます栄えて、非常に裕福になった。」
父アブラハムが地上の生涯を終え、物語の中心はイサクに移ります。イサクは父から多くの財産を受け継いだと思われますが、遺産を頼りとしませんでした。彼は自分の手で種を蒔き、神様の祝福を受けました。

2,神様の約束に留まる
16~17 節「アビメレクはイサクに言った。『さあ、われわれのところから出て行ってほしい。われわれより、はるかに強くなったから。』イサクはそこを去り、ゲラルの谷間に天幕を張って、そこに住んだ。」
イサクはペリシテ人からねたまれ、王アビメレクから出て行くよう要求され、受け入れて谷間に天幕を張って住みます。富を放棄することになっても、神様の約束に留まることを選びました。

3,平和を生み出す信仰
21~22 節「しもべたちは、もう一つの井戸を掘った。それについても彼らが争ったので、その名をシテナと呼んだ。イサクはそこから移って、もう一つの井戸を掘った。その井戸については争いがなかったので、その名をレホボテと呼んだ。そして彼は言った。『今や、主は私たちに広いところを与えて、この地で私たちが増えるようにしてくださった。』」
イサクはペリシテ人から敵意を受け続けますが、忍耐強く移り続けます。そしてついに、争いは終わり、アビメレクの方から盟約を結ぶ申し出が提案されます。富や力ではなく、ただ神様を頼りとするなら、祝福を受け、平和が生み出されるのです。

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