R4.10.23 礼拝式

「題」 「主よ、あなたはどなたですか」
聖書の箇所 「使徒の働き9章1~9節」(新約P.250)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
1 さて、サウロはなおも主の弟子たちを脅かして殺害しようと息巻き、大祭司のところに行って、
2 ダマスコの諸会堂宛ての手紙を求めた。それは、この道の者であれば男でも女でも見つけ出し、縛り上げてエルサレムに引いて来るためであった。
3 ところが、サウロが道を進んでダマスコの近くまで来たとき、突然、天からの光が彼の周りを照らした。
4 彼は地に倒れて、自分に語りかける声を聞いた。「サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか。」
5 彼が「主よ、あなたはどなたですか」と言うと、答えがあった。「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。
6 立ち上がって、町に入りなさい。そうすれば、あなたがしなければならないことが告げられる。」
7 同行していた人たちは、声は聞こえてもだれも見えないので、ものも言えずに立っていた。
8 サウロは地面から立ち上がった。しかし、目を開けていたものの、何も見えなかった。それで人々は彼の手を引いて、ダマスコに連れて行った。
9 彼は三日間、目が見えず、食べることも飲むこともしなかった。

1、天からの光
3節「ところが、サウロが道を進んでダマスコの近くまで来たとき、突然、天からの光が彼の周りを照らした。」
サウロは後に、このときの状況を「真昼に…それは太陽よりも明るく輝いて」(使徒の働き26 章13 節)と語っています。サウロは神様の臨在を認めざるを得ませんでした。真昼の太陽よりも明るく輝く光など、この地上には存在しません。この世のあらゆる力を越える存在として、イエス様はご自身をサウロに現されました。

2、名を呼ぶ御声を聞く
4節「彼は地に倒れて、自分に語りかける声を聞いた。『サウロ、サウロ、なぜわたしを迫害するのか。』」
さらに、イエス様はサウロの名を2度、呼ばれます。名を呼ばれるということは、関係を持ちたいという思いの現れです。しかも「なぜわたしを迫害するのか」と、敵対している相手に対して和解を持ちかけようとしているのです。この呼びかけにより、息巻いていたサウロの心が変えられます。

3、イエス様はよみがえられ、生きておられる
5節「彼が『主よ、あなたはどなたですか』と言うと、答えがあった。
『わたしは、あなたが迫害しているイエスである。』」
サウロは自分の名を呼ぶ存在が主であることを認めながら、「あなたはどなたですか」と尋ねます。サウロは、主がどなたであるのか知らないという自分の無知を認め、へりくだって尋ねます。そして、十字架からよみがえられたイエス様こそ、救い主であることを受け入れます。私たちもへりくだって主を求め、主と共に生きる者となりましょう。

 

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