R4.7.24 礼拝式

「題」 「神様の大きな喜び」
聖書の箇所 「ルカの福音書15章1~7節」(新約P.148)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会

1 さて、取税人たちや罪人たちがみな、話を聞こうとしてイエスの近くにやって来た。
2 すると、パリサイ人たち、律法学者たちが、「この人は罪人たちを受け入れて、一緒に食事をしている」と文句を言った。
3 そこでイエスは、彼らにこのようなたとえを話された。
4 「あなたがたのうちのだれかが羊を百匹持っていて、そのうちの一匹をなくしたら、その人は九十九匹を野に残して、いなくなった一匹を見つけるまで捜し歩かないでしょうか。
5 見つけたら、喜んで羊を肩に担ぎ、
6 家に戻って、友だちや近所の人たちを呼び集め、『一緒に喜んでください。いなくなった羊を見つけましたから』と言うでしょう。
7 あなたがたに言います。それと同じように、一人の罪人が悔い改めるなら、悔い改める必要のない九十九人の正しい人のためよりも、大きな喜びが天にあるのです。

1、神様に受け入れられる人
1~2節「さて、取税人たちや罪人たちがみな、話を聞こうとしてイエスの近くにやって来た。すると、パリサイ人たち、律法学者たちが、『この人は罪人たちを受け入れて、一緒に食事をしている』と文句を言った。」
パリサイ人たち、律法学者たちは、取税人たちや罪人たちのように聖書の教えを守れない人は神様にとってふさわしくないと考えていました。しかし神様の基準は、ふさわしいかどうかではありません。神様は救いを必要とし、神様を求める人々を愛して受け入れられます。

2、かけがえのない存在
4節「あなたがたのうちのだれかが羊を百匹持っていて、そのうちの一匹をなくしたら、その人は九十九匹を野に残して、いなくなった一匹を見つけるまで捜し歩かないでしょうか。」
自分の子どもがひとりでも迷子になれば、他の何よりも迷子を捜すことを優先するでしょう。神様はそのように、わたしたちひとりひとりをかけがえのない存在として愛してくださいます。イエス様は、私たちを捜し出して神様のもとに導くために地上に来られたのです。

3、神様の大きな喜び
7節「あなたがたに言います。それと同じように、一人の罪人が悔い改めるなら、悔い改める必要のない九十九人の正しい人のためよりも、大きな喜びが天にあるのです。」
神様は罪人が神様のもとに帰るなら、九十九人の正しい人のためよりも大きな喜びがあると言われます。つまり、一人の人が神様のもとから失われていることはとても大きな悲しみなのです。ですから罪人が救いを必要とし、神様を求めるならば、神様はその人を受け入れられます。

 

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