R4.4.10 礼拝式

「題」 「天国の約束」
聖書の箇所 「ルカの福音書23章39~43節」(新約P.171)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
39 十字架にかけられていた犯罪人の一人は、イエスをののしり、「おまえはキリストではないか。自分とおれたちを救え」と言った。
40 すると、もう一人が彼をたしなめて言った。「おまえは神を恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。
41 おれたちは、自分のしたことの報いを受けているのだから当たり前だ。だがこの方は、悪いことを何もしていない。」
42 そして言った。「イエス様。あなたが御国に入られるときには、私を思い出してください。」
43 イエスは彼に言われた。「まことに、あなたに言います。あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。」

1、神様を恐れる信仰
40~41 節「すると、もう一人が彼をたしなめて言った。『おまえは神を恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。おれたちは、自分のしたことの報いを受けているのだから当たり前だ。だがこの方は、悪いことを何もしていない。」
イエス様が十字架上で苦しみを受けながら「父よ、彼らをお赦しください」と祈られた姿を通して、犯罪人の一人が自らの罪を認める発言をします。自分たちとあまりにも違う姿に、イエス様が罪のないお方であることと、自分自身の愚かさに気づかされたのです。

2、十字架の上での告白
42 節「そして言った。『イエス様。あなたが御国に入られるときには、私を思い出してください。』」
犯罪人の一人は、イエス様が「彼らをお赦しください」と祈られたその「彼ら」に、もしかしたら自分も含まれているのではとの望みが心のうちに与えられます。また、イエス様が御国に入られるお方と告白することは、イエス様の権威を信じる信仰の現れです。

3、天国の約束
43 節「イエスは彼に言われた。『まことに、あなたに言います。あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。』」
イエス様は犯罪人の一人の告白を聞かれ、彼に聖霊が働かれ、信仰が与えられたことを認められます。それで将来のいつかではなく「あなたは今日」と即刻の救い、天国の約束を宣言されます。パラダイスとは、「神の園」つまり神様と共に生活することを意味します。誰でも十字架の救いを信じるなら、今日から神様と共に生きる者とされるのです。

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