R4.2.13 礼拝式

「題」 「祈りを教えてください」
聖書の箇所 「ルカの福音書11章1~13節」(新約P.137)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
1 さて、イエスはある場所で祈っておられた。祈りが終わると、弟子の一人がイエスに言った。「主よ。ヨハネが弟子たちに教えたように、私たちにも祈りを教えてください。」
2 そこでイエスは彼らに言われた。「祈るときには、こう言いなさい。
『父よ、御名が聖なるものとされますように。
御国が来ますように。
3 私たちの日ごとの糧を、毎日お与えください。
4 私たちの罪をお赦しください。
私たちも私たちに負い目のある者をみな赦します。
私たちを試みにあわせないでください。』」
5 また、イエスはこう言われた。「あなたがたのうちのだれかに友だちがいて、その人のところに真夜中に行き、次のように言ったとします。『友よ、パンを三つ貸してくれないか。
6 友人が旅の途中、私のところに来たのだが、出してやるものがないのだ。』
7 すると、その友だちは家の中からこう答えるでしょう。『面倒をかけないでほしい。もう戸を閉めてしまったし、子どもたちも私と一緒に床に入っている。起きて、何かをあげることはできない。』
8 あなたがたに言います。この人は、友だちだからというだけでは、起きて何かをあげることはしないでしょう。しかし、友だちのしつこさのゆえなら起き上がり、必要なものを何でもあげるでしょう。
9 ですから、あなたがたに言います。求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見出します。たたきなさい。そうすれば開かれます。
10 だれでも、求める者は手に入れ、探す者は見出し、たたく者には開かれます。
11 あなたがたの中で、子どもが魚を求めているのに、魚の代わりに蛇を与えるような父親がいるでしょうか。
12 卵を求めているのに、サソリを与えるような父親がいるでしょうか。
13 ですから、あなたがたは悪い者であっても、自分の子どもたちには良いものを与えることを知っています。それならなおのこと、天の父はご自分に求める者たちに聖霊を与えてくださいます。」

1、祈りを教えてください
1節「さて、イエスはある場所で祈っておられた。祈りが終わると、弟子の一人がイエスに言った。『主よ。ヨハネが弟子たちに教えたように、私たちにも祈りを教えてください。』」
「祈りを教えてください」と申し出た弟子は、イエス様の祈りが自分たちの祈りとは違い、 聞かれるかどうかわからないという緊張感がないと感じたのではないでしょうか。イエス様は弟子たちに「父よ」と、神様と非常に強く親しい信頼関係の中で祈ることを教えられました。

2、求めなさい
8節「あなたがたに言います。この人は、友だちだからというだけでは、起きて何かをあげることはしないでしょう。しかし、友だちのしつこさのゆえなら、起き上がり、必要なものを何でもあげるでしょう。」
「しつこさのゆえ」と訳されていることばは、直訳で「恥知らず」という意味です。イエス様はたとえの中で、訪ねてきた友人に出すものが何もないというような恥ずかしい存在であることを隠さずに、必要を求めて祈るなら、神様は必ず与えてくださると教えられます。

3、聖霊を与えてくださる
13 節「ですから、あなたがたは悪い者であっても、自分の子どもたちには良いものを与えることを知っています。それならなおのこと、天の父はご自分に求める者たちに聖霊を与えてくださいます。」
隣人に愛を与えるべきときに、応じることができない貧しさ、欠けを感じることがあるでしょう。愛がない自分に失望することもあるでしょう。そのような私たちのために、神様は最も良いもの、聖霊を与えて愛に満たしてくださいます。祈りに応えてくださる神様を信じましょう。

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