R4.1.16 礼拝・故山田てるへ姉記念式

「題」 「神の国はいつ来るのか
聖書の箇所 「ルカの福音書17章20~21節」(新約P.153)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
20 パリサイ人たちが、神の国はいつ来るのかと尋ねたとき、イエスは彼らに答えられた。「神の国は、目に見える形で来るものではありません。
21 『見よ、ここだ』とか、『あそこだ』とか言えるようなものではありません。見なさい。神の国はあなたがたのただ中にあるのです。」

1、神の国はいつ来るのか
20 節「パリサイ人たちが、神の国はいつ来るのかと尋ねたとき、イエスは彼らに答えられた。」
神の国は、神様の愛による統治によって実現します。イエス様が地上に来られたことで、神の国はすぐそこまで近づいています。しかし、パリサイ人たちはそのことに気づかず、神の国はいつ来るのかとイエス様に尋ねています。神の国は、イエス様を救い主と信じて受け入れる人に実現するのです。

2、神の国は目に見える形で来るものではない
20 節「神の国は、目に見える形で来るものではありません。」
パリサイ人たちは、神の国の実現がローマ帝国の支配からの解放によって訪れると考えていました。しかし神の国はこの世の権力や武力によって実現するのではなく、愛の満たしによって実現します。それでイエス様は目に見える形で来るものではないと語られました。神様の愛は、死の力よりも強く、私たちに勝利を与える力があります。

3、神の国はあなたがたのただ中にある
21 節「『見よ、ここだ』とか、『あそこだ』とか言えるようなものではありません。見なさい。神の国はあなたがたのただ中にあるのです。」
「あなたがたのただ中にある」とは、一人一人の心の中に、神様の愛の統治が実現するのと同時に、私たちが交わりをもち、イエス様の愛で愛し合う中に、神の国が実現するということです。「二人か三人がわたしの名において集まっているところには、わたしもその中にいるのです。」(マタイの福音書18 章20 節)とイエス様は約束してくださっています。

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