R2.10.25 オープンチャーチ

「題」 「信じる者にはどんな事もできる
聖書の箇所 「マルコによる福音書9章20~24節」
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
9:20 そこで人々は、その子をみもとに連れてきた。霊がイエスを見るや否や、その子をひきつけさせたので、子は地に倒れ、あわを吹きながらころげまわった。
9:21 そこで、イエスが父親に「いつごろから、こんなになったのか」と尋ねられると、父親は答えた、「幼い時からです。
9:22 霊はたびたび、この子を火の中、水の中に投げ入れて、殺そうとしました。しかしできますれば、わたしどもをあわれんでお助けください」。
9:23 イエスは彼に言われた、「もしできれば、と言うのか。信ずる者には、どんな事でもできる」。
9:24 その子の父親はすぐ叫んで言った、「信じます。不信仰なわたしを、お助けください」。

1、信仰を妨げる問題
22 節「霊はたびたび、この子を火の中、水の中に投げ入れて、殺そうとしました。しかしできますれば、わたしどもをあわれんでお助けください」。
この子どもは幼いときから悪霊に苦しめられていました。父親は、何度もこの子の救いのために助けを求めたことでしょう。しかし、イエス様の弟子たちも霊を追い出すことができませんでした。その思いが「できますれば」という発言に現れました。

2、信仰を与えられるイエス様
23 節「イエスは彼に言われた、『もしできれば、と言うのか。信ずる者には、どんな事もできる』」。
「信じる」と訳された言葉は「信頼する、頼み切る」という意味もあります。悩みの中にある父親に、すべてを委ねてただ信頼するようにとイエス様は語られます。どんな地上の力も比べることができないほど、イエス様ははるかに大きなお方です。どんなにわたしたちの抱えている問題が大きくても、イエス様は完全に救う力のあるお方です。

3、神様への信頼の回復
24 節「その子の父親はすぐ叫んで言った、『信じます。不信仰なわたしを、お助けください』」。
イエス様の言葉により、父親に信仰が芽生えます。「不信仰」と訳された言葉は「不信実」の意味もあります。「不信実」とは偽りがあることです。この父親は神様に対する信頼に偽りがあることを認めて悔い改め、「わたしを」お助けくださいと願い出ました。神様との信頼関係が偽りのないものとされるとき、神様の救いの力が信じる者に完全に現れます。

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