H30.7.15オープン・チャーチ

「題」 「命運を託す決断
聖書の箇所 「エステル記4章13~16節
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
4:13 モルデカイは命じてエステルに答えさせて言った、「あなたは王宮にいるゆえ、すべてのユダヤ人と異なり、難を免れるだろうと思ってはならない。
4:14 あなたがもし、このような時に黙っているならば、ほかの所から、助けと救がユダヤ人のために起るでしょう。しかし、あなたとあなたの父の家とは滅びるでしょう。あなたがこの国に迎えられたのは、このような時のためでなかったとだれが知りましょう」。
4:15 そこでエステルは命じてモルデカイに答えさせた、
4:16 「あなたは行ってスサにいるすべてのユダヤ人を集め、わたしのために断食してください。三日のあいだ夜も昼も食い飲みしてはなりません。わたしとわたしの侍女たちも同様に断食しましょう。そしてわたしは法律にそむくことですが王のもとへ行きます。わたしがもし死なねばならないのなら、死にます」。

1、危機の中に使命を見いだす
 14節「あなたがもし、このような時に黙っているならば、ほかの所から、助けと救がユダヤ人のために起るでしょう。しかし、あなたとあなたの父の家とは滅びるでしょう。あなたがこの国に迎えられたのは、このような時のためでなかったとだれが知りましょう」。
ユダヤがペルシャに支配されていた時代、王に重用されたハマンが、自分に敬礼しないユダヤ人を疎み、ユダヤ人撲滅の策略を立てます。
モルデカイは危機の中で時と使命を感じ、エステルに訴えかけます。

2、命運を託す決断
 16節「あなたは行ってスサにいるすべてのユダヤ人を集め、わたしのために断食してください。三日のあいだ夜も昼も食い飲みしてはなりません。わたしとわたしの侍女たちも同様に断食しましょう。そしてわたしは法律にそむくことですが王のもとへ行きます。わたしがもし死なねばならないのなら、死にます」。
断食は、神様にすべてを委ねる決断の現れです。モルデカイとエステルは、自分たちの身分や知恵などを頼りとせず、ただ神様にすべてを託す決断をし、行動に移しました。

3、人知を超えた大いなる力
三日の断食の後、エステルは王のもとに向かいます。王はあわれみをエステルに施しますが、エステルとモルデカイはどこまでも神様を頼りとします。そして、不思議な神様の力により、ハマンは一瞬にして力を奪われ、ユダヤ人たちは救われます。
神様は滅びから救いへ、信じる者に大逆転をもたらされるお方です。

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