H30.5.27主日礼拝

「題」 「神様の御声を聞く
聖書の箇所 「サムエル記上3章1~14節
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用
3:1 わらべサムエルは、エリの前で、主に仕えていた。そのころ、主の言葉はまれで、黙示も常ではなかった。
3:2 さてエリは、しだいに目がかすんで、見ることができなくなり、そのとき自分のへやで寝ていた。
3:3 神のともしびはまだ消えず、サムエルが神の箱のある主の神殿に寝ていた時、
3:4 主は「サムエルよ、サムエルよ」と呼ばれた。彼は「はい、ここにおります」と言って、
3:5 エリの所へ走っていって言った、「あなたがお呼びになりました。わたしは、ここにおります」。しかしエリは言った、「わたしは呼ばない。帰って寝なさい」。彼は行って寝た。
3:6 主はまたかさねて「サムエルよ、サムエルよ」と呼ばれた。サムエルは起きてエリのもとへ行って言った、「あなたがお呼びになりました。わたしは、ここにおります」。エリは言った、「子よ、わたしは呼ばない。もう一度寝なさい」。
3:7 サムエルはまだ主を知らず、主の言葉がまだ彼に現されなかった。
3:8 主はまた三度目にサムエルを呼ばれたので、サムエルは起きてエリのもとへ行って言った、「あなたがお呼びになりました。わたしは、ここにおります」。その時、エリは主がわらべを呼ばれたのであることを悟った。
3:9 そしてエリはサムエルに言った、「行って寝なさい。もしあなたを呼ばれたら、『しもべは聞きます。主よ、お話しください』と言いなさい」。サムエルは行って自分の所で寝た。
3:10 主はきて立ち、前のように、「サムエルよ、サムエルよ」と呼ばれたので、サムエルは言った、「しもべは聞きます。お話しください」。
3:11 その時、主はサムエルに言われた、「見よ、わたしはイスラエルのうちに一つの事をする。それを聞く者はみな、耳が二つとも鳴るであろう。
3:12 その日には、わたしが、かつてエリの家について話したことを、はじめから終りまでことごとく、エリに行うであろう。
3:13 わたしはエリに、彼が知っている悪事のゆえに、その家を永久に罰することを告げる。その子らが神をけがしているのに、彼がそれをとめなかったからである。
3:14 それゆえ、わたしはエリの家に誓う。エリの家の悪は、犠牲や供え物をもってしても、永久にあがなわれないであろう」。

1、主なる神様の呼びかけ
 3~4節「神のともしびはまだ消えず、サムエルが神の箱のある主の神殿に寝ていた時、主は『サムエルよ、サムエルよ』と呼ばれた」。
2節に「主の言葉はまれで」とありますが、神様が語られなかったのではありません。神様の御声を聞く人がいなかったのだと思われます。
今も、神様の御声を聞こうとする人が少ないことを思います。神様は御声を聞き、人々に伝える信仰者を求めておられます。

2、神様の呼びかけに答える
 10節「主はきて立ち、前のように、『サムエルよ、サムエルよ』と呼ばれたので、サムエルは言った、『しもべは聞きます。お話しください』」。
わたしたちはどのような思いで神様の御声を聞こうとしているでしょうか。「お話しください」と言う前に、自分の願いや状況を伝えることが多くなっていないでしょうか。
サムエルのように、どんなことが語られても聞くことができる。真っ白な心で「しもべは聞きます」と待ち望む者を神様は求めておられます。

3、神様の御声を聞く
 11節「その時、主はサムエルに言われた、『実よ、わたしはイスラエルのうちに一つの事をする。それを聞く者はみな、耳が二つとも鳴るであろう』」。
サムエルは「耳が二つとも鳴る」厳しい御声を聞きました。しかし彼は、御言葉を隠すことをしませんでした。
神様が語りかけられるお方、生きて働かれるお方であることを隠すことなく、証ししましょう。そのような証人を神様は求めておられます。

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