H29.12.3創立30周年記念礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「この福音によって
聖書の箇所 「コリント人への第一の手紙5章1~8節」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)

15:1 兄弟たちよ。わたしが以前あなたがたに伝えた福音、あなたがたが受けいれ、それによって立ってきたあの福音を、思い起してもらいたい。
15:2 もしあなたがたが、いたずらに信じないで、わたしの宣べ伝えたとおりの言葉を固く守っておれば、この福音によって救われるのである。
15:3 わたしが最も大事なこととしてあなたがたに伝えたのは、わたし自身も受けたことであった。すなわちキリストが、聖書に書いてあるとおり、わたしたちの罪のために死んだこと、
15:4 そして葬られたこと、聖書に書いてあるとおり、三日目によみがえったこと、
15:5 ケパに現れ、次に、十二人に現れたことである。
15:6 そののち、五百人以上の兄弟たちに、同時に現れた。その中にはすでに眠った者たちもいるが、大多数はいまなお生存している。
15:7 そののち、ヤコブに現れ、次に、すべての使徒たちに現れ、
15:8 そして最後に、いわば、月足らずに生れたようなわたしにも、現れたのである。

1、この福音
 3~4節「すなわちキリストが、聖書に書いてあるとおり、わたしたちの罪のために死んだこと、そして葬られたこと、聖書に書いてあるとおり、三日目によみがえったこと」

福音とは、イエス様の十字架と復活の出来事であり、この出来事の宣言を信じて受け入れるならば救われるという事実のことです。
福音の中心はイエス様であり、イエス様がわたしたちのためになされた出来事である十字架と復活です。

 

2、福音を受ける
 3節「わたしが最も大事なこととしてあなたがたに伝えたのは、わたし自身も受けたことであった」。

パウロは福音を伝えただけでなく、「わたし自身も受けた」と記しています。またこの福音は「聖書に書いてあるとおり」と記されています。ここでの聖書とは、旧約聖書のことです。
この福音は旧約の時代から受け継がれ、語り継がれているのです。

 

3、福音の実現

5~6節「ケパに現れ、次に、十二人に現れたことである。そののち、五百人以上の兄弟たちに、同時に現れた」。

福音は単なる知識の言葉ではなく、ひとりひとりが福音によってイエス様とのいのちの出会いを体験し、変えられたことが受け継がれていく、生きて働き続けるいのちのことばです。
こうして福音は信じた者と共に働いて神の国を実現し、広げています。わたしたちも、この福音の働きの中に生きているのです。

 

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