H28.7.31主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「励まし力づける神」
聖書の箇所 「列王記上 19:1~18」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
19:1 アハブはエリヤのしたすべての事、また彼がすべての預言者を刀で殺したことをイゼベルに告げたので、
19:2 イゼベルは使者をエリヤにつかわして言った、「もしわたしが、あすの今ごろ、あなたの命をあの人々のひとりの命のようにしていないならば、神々がどんなにでも、わたしを罰してくださるように」。
19:3 そこでエリヤは恐れて、自分の命を救うために立って逃げ、ユダに属するベエルシバへ行って、しもべをそこに残し、
19:4 自分は一日の道のりほど荒野にはいって行って、れだまの木の下に座し、自分の死を求めて言った、「主よ、もはや、じゅうぶんです。今わたしの命を取ってください。わたしは先祖にまさる者ではありません」。
19:5 彼はれだまの木の下に伏して眠ったが、天の使が彼にさわり、「起きて食べなさい」と言ったので、
19:6 起きて見ると、頭のそばに、焼け石の上で焼いたパン一個と、一びんの水があった。彼は食べ、かつ飲んでまた寝た。
19:7 主の使は再びきて、彼にさわって言った、「起きて食べなさい。道が遠くて耐えられないでしょうから」。
19:8 彼は起きて食べ、かつ飲み、その食物で力づいて四十日四十夜行って、神の山ホレブに着いた。
19:9 その所で彼はほら穴にはいって、そこに宿ったが、主の言葉が彼に臨んで、彼に言われた、「エリヤよ、あなたはここで何をしているのか」。
19:10 彼は言った、「わたしは万軍の神、主のために非常に熱心でありました。イスラエルの人々はあなたの契約を捨て、あなたの祭壇をこわし、刀をもってあなたの預言者たちを殺したのです。ただわたしだけ残りましたが、彼らはわたしの命を取ろうとしています」。
19:11 主は言われた、「出て、山の上で主の前に、立ちなさい」。その時主は通り過ぎられ、主の前に大きな強い風が吹き、山を裂き、岩を砕いた。しかし主は風の中におられなかった。風の後に地震があったが、地震の中にも主はおられなかった。
19:12 地震の後に火があったが、火の中にも主はおられなかった。火の後に静かな細い声が聞えた。
19:13 エリヤはそれを聞いて顔を外套に包み、出てほら穴の口に立つと、彼に語る声が聞えた、「エリヤよ、あなたはここで何をしているのか」。
19:14 彼は言った、「わたしは万軍の神、主のために非常に熱心でありました。イスラエルの人々はあなたの契約を捨て、あなたの祭壇をこわし、刀であなたの預言者たちを殺したからです。ただわたしだけ残りましたが、彼らはわたしの命を取ろうとしています」。
19:15 主は彼に言われた、「あなたの道を帰って行って、ダマスコの荒野におもむき、ダマスコに着いて、ハザエルに油を注ぎ、スリヤの王としなさい。
19:16 またニムシの子エヒウに油を注いでイスラエルの王としなさい。またアベルメホラのシャパテの子エリシャに油を注いで、あなたに代って預言者としなさい。
19:17 ハザエルのつるぎをのがれる者をエヒウが殺し、エヒウのつるぎをのがれる者をエリシャが殺すであろう。
19:18 また、わたしはイスラエルのうちに七千人を残すであろう。皆バアルにひざをかがめず、それに口づけしない者である」。

エリヤは、カルメル山でのバアルの預言者との闘いで天からの火を呼び下し、民はバアルを捨てイスラエルの神に立ち帰りました。ところが、イゼベルが怒ってエリヤを脅した時、恐れて逃げ出し自分の死を願いました。そこには、カルメル山の大勇士、力ある神の預言者の姿はありません。エリヤは、ただ独り勇敢に闘って見事に大勝利を収めますが、勝利が大きいほどその反動も大きく、絶望状態が彼を襲いました。聖書は、神に用いられた人の<弱さ>を隠しません。むし同じ弱さを持つ私たちに貴重な教訓を与えています。「エリヤは、私たちと同じ人間であった」(ヤコブ5:17)エリヤの生涯を通して失意からの回復、絶望に対する勝利の秘訣を学びます。

1、肉体的な弱さ・・肉体的な回復が必要
圧倒的な勝利の直後、王妃イゼベルの脅迫のことばにエリヤ恐れて逃げ去ります。一日の道のりを荒野に入った彼は、疲れ切って自分の死を願いました。(19:4) 神は打ちひしがれたエリヤの祈りを受け留め、<眠りと食事>を用意してくださいました。パン菓子と水の入った壺を用意し「起きて食べなさい」と語りかけました。安息を無視した働きは必ず行き詰まります。

2、霊的な弱さ・・霊的な回復が必要
エリヤは、神の山ホレブに導かれ、そこで霊的訓練を受けます。主はエリヤに語られましたが、激しい大風の中、火の中に主はおられません。「火のあとに、かすかな細い声があった。」エリヤの疲れた心に、静かな神の語りかけは、何という慰めだったでしょう。日常の中で、主の細い御声を聞き分けること。

3、孤独な預言者・・人間関係の回復が必要
自己完結の生き方、働きはふさわしくありません。エリヤは孤独でした。「ただ私だけが残りました。」と主に訴えています。英雄的奉仕は、一時的には成功しても、不調の時には必ず挫折してしまいます。主の働きは<良き同労者>を必要とするチーム・ミニストリーです。「自分しか」と思い込んでいたエリヤに対して、神は「7千人の同労者」を備えていてくださったのです。

 

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