H27.2.8主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「迷子の羊」
聖書の箇所 「マタイ18:12~14」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)

18:12 あなたがたはどう思うか。ある人に百匹の羊があり、その中の一匹が迷い出たとすれば、九十九匹を山に残しておいて、その迷い出ている羊を捜しに出かけないであろうか。
18:13 もしそれを見つけたなら、よく聞きなさい、迷わないでいる九十九匹のためよりも、むしろその一匹のために喜ぶであろう。
18:14 そのように、これらの小さい者のひとりが滅びることは、天にいますあなたがたの父のみこころではない。

 主は、神の国の価値観を教えられました。それは、この世の価値観の中に生きていた弟子たちにとって驚きの連続でした。

1、迷い出た1匹の価値
 主は「小さい者のひとりひとりは、天の父に顧みられ守られている大切な存在」と言われます。小さなひとりは、神の御子のいのちが値積もられたかけがえのない存在です。一人の人間は「全地球上の70億人分の一の存在」でなく、神にとっては「ひとり」なのです。
あなた一人が欠けるなら、この世界はまるで成り立たないかのごとく見なされるのです。
「わが目に、あなたは高価で尊い。わたしは、あなたを愛している。」(イザヤ43:4)

キリストの体(教会)の一肢体とされたお互いもそうです。神は小さなひとりの存在を、かけがえのない者とし、他者と共に組み合わせ、神の国の完成のために尊いものとしておられます。

2、常識では成り立たない計算
 羊飼いは100匹のうちの1匹がいなくなったら懸命に捜します。「1匹ぐらい構わない」とは、決して思わないのです。しかし、だからと言って、99匹を山に残して1匹を捜しに行くなど、現実的とは思えません。ほっておくなら、99匹が迷い出たり野獣の餌食になるかもしれません。むしろ、迷い出た1匹をあきらめ、99匹を大事にし、これ以上迷い出ないようにするのが理にかなっています。にもかかわらず、当時の羊飼いは、リスクを犯し覚悟しながら1匹の羊を探し求めるのです。あたかも1匹イコール99匹であるかのように。これは常識では成り立たない計算です。しかし、私たちもまた、常識では成り立たない計算、神の突き動かされた愛と憐れみのほとばしりによって、救われたのです。

3、かけがえのないものを見つけた喜び
 これも、この世とは違う価値判断です。迷い出た1匹を見つけ出すのは、99匹を失わなかったことよりも大きな喜びだと言われれます。


「罪人が一人でも悔い改めるなら、・・・まさる大きな喜びが天にある」。(ルカ15:7)

心をいれかえて幼な子のようにならなければ、天国にはいることはできないであろう。 マタイ18:3

プログラム 時間 音声
前奏 0:30
賛美:天地(あめつち)こぞりて 0:48
交読:5 詩篇19篇 2:17
主の祈り 0:52
使徒信条 1:05
賛美9: 力の主を

3:21

聖書 マタイ18:12~14 0:42
賛美:266 罪咎を赦され 2:36
説教:迷子の羊

10:00

10:00

10:00

10:00

 6:05

賛美263:罪咎を赦され神の子とせられ 3:21
感謝の祈り 1:47
頌栄63: 父御子御霊の 1:34

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