H25.10.13主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「神礼拝を貫く」
聖書の箇所  「ダニエル 6:1~24」 
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
6:1 ダリヨスは全国を治めるために、その国に百二十人の総督を立てることをよしとし、
6:2 また彼らの上に三人の総監を立てた。ダニエルはそのひとりであった。これは総督たちをして、この三人の前に、その職務に関する報告をさせて、王に損失の及ぶことのないようにするためであった。
6:3 ダニエルは彼のうちにあるすぐれた霊のゆえに、他のすべての総監および総督たちにまさっていたので、王は彼を立てて全国を治めさせようとした。
6:4 そこで総監および総督らは、国事についてダニエルを訴えるべき口実を得ようとしたが、訴えるべきなんの口実も、なんのとがをも見いだすことができなかった。それは彼が忠信な人であって、その身になんのあやまちも、とがも見いだされなかったからである。
6:5 そこでその人々は言った、「われわれはダニエルの神の律法に関して、彼を訴える口実を得るのでなければ、ついに彼を訴えることはできまい」と。
6:6 こうして総監と総督らは、王のもとに集まってきて、王に言った、「ダリヨス王よ、どうかとこしえに生きながらえられますように。
6:7 国の総監、長官および総督、参議および知事らは、相はかって、王が一つのおきてを立て、一つの禁令を定められるよう求めることになりました。王よ、それはこうです。すなわち今から三十日の間は、ただあなたにのみ願い事をさせ、もしあなたをおいて、神または人にこれをなす者があれば、すべてその者を、ししの穴に投げ入れるというのです。
6:8 それで王よ、その禁令を定め、その文書に署名して、メデアとペルシャの変ることのない法律のごとく、これを変えることのできないようにしてください」。
6:9 そこでダリヨス王は、その禁令の文書に署名した。
6:10 ダニエルは、その文書の署名されたことを知って家に帰り、二階のへやの、エルサレムに向かって窓の開かれた所で、以前からおこなっていたように、一日に三度ずつ、ひざをかがめて神の前に祈り、かつ感謝した。
6:11 そこでその人々は集まってきて、ダニエルがその神の前に祈り、かつ求めていることを見たので、
6:12 彼らは王の前にきて、王の禁令について奏上して言った、「王よ、あなたは禁令に署名して、今から三十日の間は、ただあなたにのみ願い事をさせ、もしあなたをおいて、神または人に、これをなす者があれば、すべてその者を、ししの穴に投げ入れると、定められたではありませんか」。王は答えて言った、「その事は確かであって、メデアとペルシャの法律のごとく、変えることのできないものだ」。 6:13 彼らは王の前に答えて言った、「王よ、ユダから引いてきた捕囚のひとりである、かのダニエルは、あなたをも、あなたの署名された禁令をも顧みず、一日に三度ずつ、祈をささげています」。
6:14 王はこの言葉を聞いて大いに憂え、ダニエルを救おうと心を用い、日の入るまで、彼を救い出すことに努めた。
6:15  時にその人々は、また王のもとに集まってきて、王に言った、「王よ、メデアとペルシャの法律によれば、王の立てた禁令、または、おきては変えることのできないものであることを、ご承知ください」。
6:16  そこで王は命令を下したので、ダニエルは引き出されて、ししの穴に投げ入れられた。王はダニエルに言った、「どうか、あなたの常に仕える神が、あなたを救われるように」。
6:17 そして一つの石を持ってきて、穴の口をふさいだので、王は自分の印と、大臣らの印をもって、これに封印した。これはダニエルの処置を変えることのないようにするためであった。
6:18 こうして王はその宮殿に帰ったが、その夜は食をとらず、また、そばめたちを召し寄せず、全く眠ることもしなかった。
6:19 こうして王は朝まだき起きて、ししの穴へ急いで行ったが、
6:20 ダニエルのいる穴に近づいたとき、悲しげな声をあげて呼ばわり、ダニエルに言った、「生ける神のしもべダニエルよ、あなたが常に仕えている神はあなたを救って、ししの害を免れさせることができたか」。
6:21 ダニエルは王に言った、「王よ、どうか、とこしえに生きながらえられますように。
6:22 わたしの神はその使をおくって、ししの口を閉ざされたので、ししはわたしを害しませんでした。これはわたしに罪のないことが、神の前に認められたからです。王よ、わたしはあなたの前にも、何も悪い事をしなかったのです」。
6:23 そこで王は大いに喜び、ダニエルを穴の中から出せと命じたので、ダニエルは穴の中から出されたが、その身になんの害をも受けていなかった。これは彼が自分の神を頼みとしていたからである。
6:24 王はまた命令を下して、ダニエルをあしざまに訴えた人々を引いてこさせ、彼らをその妻子と共に、ししの穴に投げ入れさせた。彼らが穴の底に達しないうちに、ししは彼らにとびかかって、その骨までもかみ砕いた。

ダニエルを罠にはめるために作られた法に反し、何事もなかったかのように神への礼拝と祈りをささげたダニエルは、ついに獅子の穴に投げ込まれました。しかし神は、獅子の口から救い出されました。ダニエルの信仰に学びます。

1、神の前に祈る人 10 
 ダニエルは、彼の出世を妬む敵たちの策略を十分知っていました。しかし、それでも自分の神礼拝の生活を変えることをしなかったのです。ダニエルの祝福された人生の秘訣がここにあります。それは、「神礼拝と祈り」を自分の信仰生活の根底に置き、どんな状況でも貫いたことです。これが彼の信仰者としての生き方でした。何かあると恐れ迷い揺らぐ私たちが、信仰に堅く立って世と社会の激しい逆流に立ち向かい、偶像礼拝が支配する世において揺るがない信仰生活をし、キリストの証人として大胆に生きるための秘訣です。

2、神の前に正しくきよい人  22
 ダニエルは奇跡的に獅子の穴から救い出された理由を王に説明しました。「これはわたしに罪のないことが、神の前に認められたからです。」ダニエルは、神の前にも人の前にも罪を犯さず正しい誠実な生き方をしました。彼の生活には何の裏表もなく、敵でさえ何の不正も欠点も見いだせませんでした。 「異邦人の中にあって、りっぱな行いをしなさい。」(1ペテロ2・12) しかし、正しくきよい生き方は、世に受け入れられるとは限りません。むしろ、煙たがられ批判を受け、憎まれ迫害されることがあります。人となられた主イエスの生涯はまさにそのとおりです。この世は彼を受け入れず、憎み、彼を殺しました。私たちも覚悟をしなければなりません。そこに使命があり、義のために迫害される者が地の塩、世の光となるのです。

3、神に信頼する人  23
 ダニエルがししの穴から救い出された時、その身に何の害も受けません。「これはダニエルが自分の神を頼みとしていたから」とあります。彼の神に対する深い信頼、ひたすら神に仕える信仰と生き方は揺らぐことがなかったのです。

ダニエルは、・・・以前からおこなっていたように、一日に三度ずつ、ひざをかがめて神の前に祈り、かつ感謝した。  ダニエル6:10
プログラム 時間 音声
前奏 0:38
賛美:天地(あめつち)こぞりて

0:46

交読34: 詩篇108篇 1:14
主の祈り 0:57
賛美38: わが目を開きて 2:31
聖書 ダニエル 6:1~24 6:13
賛美349: 移りゆく時の間も 2:37
説教:神礼拝を貫く

10:07

10:01

10:07

10:05

10:02

 9:08






賛美390: 真実全き心もて 2:31
頌栄63: 父御子御霊の 1:39

 

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