H25.1.20 主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「こころを見られる神」
聖書の箇所  「サムエル記上16:6~13」
 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用) 
16:6 彼らがきた時、サムエルはエリアブを見て、「自分の前にいるこの人こそ、主が油をそそがれる人だ」と思った。
16:7 しかし主はサムエルに言われた、「顔かたちや身のたけを見てはならない。わたしはすでにその人を捨てた。わたしが見るところは人とは異なる。人は外の顔かたちを見、主は心を見る」。
16:8 そこでエッサイはアビナダブを呼んでサムエルの前を通らせた。サムエルは言った、「主が選ばれたのはこの人でもない」。
16:9 エッサイはシャンマを通らせたが、サムエルは言った、「主が選ばれたのはこの人でもない」。
16:10 エッサイは七人の子にサムエルの前を通らせたが、サムエルはエッサイに言った、「主が選ばれたのはこの人たちではない」。
16:11 サムエルはエッサイに言った、「あなたのむすこたちは皆ここにいますか」。彼は言った、「まだ末の子が残っていますが羊を飼っています」。サムエルはエッサイに言った、「人をやって彼を連れてきなさい。彼がここに来るまで、われわれは食卓につきません」。
16:12 そこで人をやって彼をつれてきた。彼は血色のよい、目のきれいな、姿の美しい人であった。主は言われた、「立ってこれに油をそそげ。これがその人である」。
16:13 サムエルは油の角をとって、その兄弟たちの中で、彼に油をそそいだ。この日からのち、主の霊は、はげしくダビデの上に臨んだ。そしてサムエルは立ってラマへ行った。

  神は、神の働きをのために「人」を用いられます。人こそ神のわざのための最上の手段です。神は人を選び、人を召し、人に油注ぎをし、その人を用いられます。神はどのような人を選ばれるのでしょうか。

ダビデの選びと油そそぎ
 神は、民の求めに対してサウルを選ばれ、サムエルを用いて油注ぎを行いイスラエルの最初の王とされました。しかし、サウルは神への不服従のため退けられ、新しい王を任命するようサムエルに命じられました。(1)
サムエルはひそかにベツレヘムのエッサイの家を訪ね、彼の子から御心にかなって神が選ばれた者を見出そうとしました。最初にエッサイの長男エリアブが呼ばれま七た。サムエルは見て直観的に、神が選ばれたのは「この人だ!」と思いました。(6)
彼は背が高く、外見的に申し分がなくすでに王者の風格があり、父も、選ばれるのは長男エリアブと考えていました。サムエルの前に7人の息子が呼ばれましたが、その中に神の選びの者はいませんでした。そこで、ついに末の子が野原から呼び出されて来ました。その子は血色がよく、きれいな目をし、美しい姿でした。
主は、サムエルに語られました「この、子だ!」。サムエルは、この少年に油注ぎをし、神の前に彼をイスラエルの王に任じたのです。この油注ぎがなされた日からダビデの上に、主の霊が臨み始めました。神は、サムエルに言われました。

「人は外の顔かたちを見、主は心を見る」 (16:7)


1、人は、外の顔かたちを見る

 神の人、神の預言者サムエルでさえ間違えたのです。人間の第一印象はとても強いもので、どんな人でも影響されます。エリアブの顔かたちを見たサムエルの直観は、見事に外れました。


2、神は心を見る

 ダビデは、「血色のよい、目のきれいな、姿の美しい人」でした。外の顔かたちではなく、こころのありさまが彼の目に表れていました。


 

人は 外の顔かたちを見、主は 心を見る。 サムエル上 16:7
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説教:心を見られる神

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