H28.6.19オープン・チャーチ

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「希望ある終活・永遠をどこで」
聖書の箇所 「ヨハネ黙示録21:1~7」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)

21:1 わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。
21:2 また、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意をととのえて、神のもとを出て、天から下って来るのを見た。
21:3 また、御座から大きな声が叫ぶのを聞いた、「見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、
21:4 人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。もはや、死もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない。先のものが、すでに過ぎ去ったからである」。
21:5 すると、御座にいますかたが言われた、「見よ、わたしはすべてのものを新たにする」。また言われた、「書きしるせ。これらの言葉は、信ずべきであり、まことである」。
21:6 そして、わたしに仰せられた、「事はすでに成った。わたしは、アルパでありオメガである。初めであり終りである。かわいている者には、いのちの水の泉から価なしに飲ませよう。
21:7 勝利を得る者は、これらのものを受け継ぐであろう。わたしは彼の神となり、彼はわたしの子となる。

 聖書には「天国」のことが記されています。キリストのことばを通し、パウロやヨハネのことばによって、さらに、黙示録の啓示によって知ることができます。しかし、それは、人間の想像や理解を遥かに超えており、その素晴らしさは言葉では説明できないことを前提に、そのイメージが当時のことばで記されているのです。

①栄光の国・光の世界
天国は光の世界です。天国には神の栄光とキリストの光が満ち溢れています。「都には、これを照らす太陽も月もいらない。というのは、神の栄光が都を照らし、小羊が都のあかりだからである。」(21:23) 夜の闇は消え去り、すべてが神の光に包まれ(22:5)
その光に照らされて天国の民は歩みます。(21:24~26)
神の創造された世界は光が満ちていました。(創1・3)人間の堕落により闇が地を覆いましたがキリストの来臨によって、暗黒の世界に神の光が輝きました。(マタイ4・16 )天国では暗闇の力が消え去り、完全な光の世界が実現し、存在するすべてのものが、神の恵みの光に包まれています。

②いのちの国・いのちが溢れる世界
天国はいのちの国、いのちの世界です。そこは、もはや死がありません。(21:4)
神は「永遠に生きておられる方」(4:9,10)
 「今いまし、昔いまし、後に来られる方」(1:4)
現在、過去、未来、すべての時間を支配しておられます。永遠の神は、自らの永遠性を人に分け与えて下さいます。人は、天国でこの永遠のいのちに与ります。
「信じるものが滅びることなく、永遠のいのちに与るためである。」 (ヨハネ3・16)

③安息の国・永遠の安息の世界
天国は安息の地です。地上にて私たちは疲れ、労苦し、苦しみ困難に遭いますが、天国においては、永遠の安息が与えられます。
「御霊も言われる。『しかり、彼らはその労苦を解かれて休みが与えられる。』」(14:13)
それは、すべてのわざを終えた安息、絶対的な安息です。その永遠の安息に向かって神の民は生きています。(へブル4,1,11) 主は、私たちに真の安息を与えるためこの世に来て下さいました。(マタイ11:28)
主にあって、死ぬ者は主の待つ国に迎え入れられ、そこで永遠の安息を得るのです。

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