R6.9.1 京都教区合同礼拝式

題: 「必要なことは一つだけ」
聖書の箇所 「ルカの福音書10章38~42節」(新約P.136)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
38 さて、一行が進んで行くうちに、イエスはある村に入られた。すると、マルタという女の人がイエスを家に迎え入れた。
39 彼女にはマリアという姉妹がいたが、主の足もとに座って、主のことばに聞き入っていた。
40 ところが、マルタはいろいろなもてなしのために心が落ち着かず、みもとに来て言った。「主よ。私の姉妹が私だけにもてなしをさせているのを、何ともお思いにならないのですか。私の手伝いをするように、おっしゃってください。」
41 主は答えられた。「マルタ、マルタ、あなたはいろいろなことを思い煩って、心を乱しています。
42 しかし、必要なことは一つだけです。マリアはその良いほうを選びました。それが彼女から取り上げられることはありません。」

1,主の足もとに座るマリア
39 節「彼女にはマリアという姉妹がいたが、主の足もとに座って、主のことばに聞き入っていた。」
マリアは、主が愛をもって自分を受け入れ、自分のために語ってくださると信頼して、主の足もとに座りました。主が私を愛し、私のために語ってくださると信じて、主の語りかけを聞く者はさいわいです。

2,心が落ち着かないマルタ
40 節「ところが、マルタはいろいろなもてなしのために心が落ち着かず、みもとに来て言った。『主よ。私の姉妹が私だけにもてなしをさせているのを、何ともお思いにならないのですか。私の手伝いをするように、おっしゃってください。』
マリアと反対に、マルタは落ち着かずにいました。マルタの発言は、場を支配し、イエス様を支配しようとすることばです。マルタは主の愛に留まることより、自分が正しくあることを求めてしまったのです。

3,必要なことは一つだけ
41~42 節「主は答えられた。『マルタ、マルタ、あなたはいろいろなことを思い煩って、心を乱しています。しかし、必要なことは一つだけです。マリアはその良いほうを選びました。それが彼女から取り上げられることはありません。』」
自分の力で正しくあることを求めると、主の愛を見失って多くのことに捕らわれて、心を乱してしまいます。必要なことは一つ、イエス様の愛を信じて、愛に満たしていただくことです。イエス様が「それが彼女から取り上げられることはありません」と言われたことは、なんとさいわいなことでしょうか。この世のどんな力も、私たちから主の臨在、主の愛を取り去ることはできません。

京都教区合同礼拝 2024/09/01「必要なことは一つだけ」 (youtube.com)

 

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