R4.12.4 創立記念礼拝式

「題」 「人となって住まわれた神様」
聖書の箇所 「ヨハネの福音書1章9~14節」(新約P.175)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会

9 すべての人を照らすそのまことの光が、世に来ようとしていた。
10 この方はもとから世におられ、世はこの方によって造られたのに、世はこの方を知らなかった。
11 この方はご自分のところに来られたのに、ご自分の民はこの方を受け入れなかった。
12 しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。
13 この人々は、血によってではなく、肉の望むところでも人の意志によってでもなく、ただ、神によって生まれたのである。
14 ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。

1、すべての人を照らす光
9節「すべての人を照らすそのまことの光が、世に来ようとしていた。」
旧約の時代、救いの光は、神様が特別に選ばれた人にしか現されませんでした。しかも、神様の栄光の現れを直接見た者は死ぬとさえ言われていました。それが、すべての人を照らすことができる光として、この世に降られました。すべての人を照らすのですから、学の有無や、血筋などによらず、どんな人でも救いを受けることができます。

2、神の子どもとなる特権
12 節「しかし、この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとなる特権をお与えになった。」
救いの光はすべての人を照らしますが、その光を受け入れない人は救われません。自らが光となろうとする人、自らの知恵に頼る人は、外から与えられる光を拒みます。
人の力では決して神の子となる特権など得られないことを認めて、謙遜に神様からの贈り物を受け入れる人が、神の子とされるのです。

3、人となって住まわれた神様
14 節「ことばは人となって、私たちの間に住まわれた。私たちはこの方の栄光を見た。父のみもとから来られたひとり子としての栄光である。この方は恵みとまことに満ちておられた。」
神様は私たちが決して自分の力で救いを獲得することができないことをご存知で、ご自分の方から私たちに近づいてくださいました。それが、「人となって、私たちの間に住まわれた」という恵みとまことに満ちた出来事です。この出来事は、今も信じる者のうちに起こされます。神の子とされた者は、ひとり子の栄光を写し出す者として用いられます。

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