「題」 「天地の造り主を信じる喜び」
聖書の箇所 「創世記1章1~3節」
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
1:1 はじめに神は天と地とを創造された。
1:2 地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、神の霊が水のおもてをおおっていた。
1:3 神は「光あれ」と言われた。すると光があった。
1、完全な神様による創造
1節「はじめに神は天と地とを創造された」。
神様は設計図や試行錯誤などの事前準備をされることなく、はじめに天と地とを創造されました。神様は完全なお方なので、神様のなさることは間違いや欠けがなく、完全です。また光の速度や働き、天体の運行が規則正しく、全く狂うことがないのは、すべてが神様によって造られたことを現しています。
2、造り主としての責任を負われる神様
イザヤ書46 章4節「わたしはあなたがたの年老いるまで変らず、白髪となるまで、あなたがたを持ち運ぶ。わたしは造ったゆえ、必ず負い、持ち運び、かつ救う」。
神様は天と地を造られた後、何もされず放置されておられるのではありません。造り主としての責任を現在も負ってくださいます。世界の危機的状況、環境破壊、人間社会の混乱などは、神様に問題があるのではなく、世界を神様から委ねられた人間の問題です。しかし、神様はわたしたちの問題に責任をもたれ、救いを与えてくださいます。
3、いのちを生み出す御言葉の力
3節「神は『光あれ』と言われた。すると光があった」。
世界のすべては神様の御言葉によって造られ、御言葉の通りに働くように造られました。御言葉の力は一時的ではなく、今に至るまで永遠の力をもっています。神様が語られたことは必ず実現されます。わたしたちも神様に造られたので、たとえ、神様から離れて自分勝手に歩んでいたとしても、御言葉の力によって救われ、立ち帰ることができます。