題: 「永遠のいのちへの水」
聖書の箇所 「ヨハネ福音書4章7~14節 」(新約P.182)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
7 一人のサマリアの女が、水を汲みに来た。イエスは彼女に、「わたしに水を飲ませてください」と言われた。
8 弟子たちは食物を買いに、町へ出かけていた。
9 そのサマリアの女は言った。「あなたはユダヤ人なのに、どうしてサマリアの女の私に、飲み水をお求めになるのですか。」ユダヤ人はサマリア人と付き合いをしなかったのである。
10 イエスは答えられた。「もしあなたが神の賜物を知り、また、水を飲ませてくださいとあなたに言っているのがだれなのかを知っていたら、あなたのほうからその人に求めていたでしょう。そして、その人はあなたに生ける水を与えたことでしょう。」
11 その女は言った。「主よ。あなたは汲む物を持っておられませんし、この井戸は深いのです。その生ける水を、どこから手に入れられるのでしょうか。
12 あなたは、私たちの父ヤコブより偉いのでしょうか。ヤコブは私たちにこの井戸を下さって、彼自身も、その子たちも家畜も、この井戸から飲みました。」
13 イエスは答えられた。「この水を飲む人はみな、また渇きます。
14 しかし、わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。」
1,イエス様の呼びかけ
7~9節「一人のサマリアの女が、水を汲みに来た。イエスは彼女に、『わたしに水を飲ませてください』と言われた。弟子たちは食物を買いに、町へ出かけていた。そのサマリアの女は言った。『あなたはユダヤ人なのに、どうしてサマリアの女の私に、飲み水をお求めになるのですか。』ユダヤ人はサマリア人と付き合いをしなかったのである。」
サマリアの女性は、付き合いのないユダヤ人から、しかも男性から声をかけられて驚き、思わず返答してしまいます。実は誰にも言えない悩みをもっていた女性に、イエス様はきっかけを与えられたのです。
2,だれなのかを知っていたら
10 節「イエスは答えられた。『もしあなたが神の賜物を知り、また、水を飲ませてくださいとあなたに言っているのがだれなのかを知っていたら、あなたのほうからその人に求めていたでしょう。そして、その人はあなたに生ける水を与えたことでしょう。」
イエス様を知らない人は、自分の力でいのちを得ようとして得られず、苦しみの中にいます。イエス様はそのような者に近づかれて求める心をもつように導き、いのちを与えてくださいます。
3,永遠のいのちへの水
14 節「しかし、わたしが与える水を飲む人は、いつまでも決して渇くことがありません。わたしが与える水は、その人の内で泉となり、永遠のいのちへの水が湧き出ます。」
イエス様が与えてくださるいのちへの水とは、聖霊のことです。聖霊は聖書のみことばによってイエス様による十字架の救いを知らせ、豊かないのちへと導いてくださいます。