R6.6.9 礼拝式

題: 「あなたはずっと価値がある」
聖書の箇所 「マタイの福音書6章25~34節」(新約P.10)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
25 ですから、わたしはあなたがたに言います。何を食べようか何を飲もうかと、自分のいのちのことで心配したり、何を着ようかと、自分のからだのことで心配したりするのはやめなさい。いのちは食べ物以上のもの、からだは着る物以上のものではありませんか。26 空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、倉に納めることもしません。それでも、あなたがたの天の父は養っていてくださいます。あなたがたはその鳥よりも、ずっと価値があるではありませんか。
27 あなたがたのうちだれが、心配したからといって、少しでも自分のいのちを延ばすことができるでしょうか。
28 なぜ着る物のことで心配するのですか。野の花がどうして育つのか、よく考えなさい。働きもせず、紡ぎもしません。
29 しかし、わたしはあなたがたに言います。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも装っていませんでした。
30 今日あっても明日は炉に投げ込まれる野の草さえ、神はこのように装ってくださるのなら、あなたがたには、もっと良くしてくださらないでしょうか。信仰の薄い人たちよ。31 ですから、何を食べようか、何を飲もうか、何を着ようかと言って、心配しなくてよいのです。
32 これらのものはすべて、異邦人が切に求めているものです。あなたがたにこれらのものすべてが必要であることは、あなたがたの天の父が知っておられます。
33 まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。
34 ですから、明日のことまで心配しなくてよいのです。明日のことは明日が心配します。苦労はその日その日に十分あります。

1,あなたはずっと価値がある
26節「空の鳥を見なさい。種蒔きもせず、刈り入れもせず、蔵に納めることもしません。それで、あなたがたの天の父は養っていてくださいます。あなたがたはその鳥よりも、ずっと価値があるではありませんか。」
この世の富によって自分を養おうとすると、神様の愛を見失い、かえっていのちの力を失うことになります。イエス様は私たちに、神様の愛の深さに目を向けさせ、神様にとって私たちがとても大切な存在であることを教えてくださいます。

2,心配しなくてよい
29~30節「栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも装っていませんでした。今日あっても明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださるのなら、あなたには、もっと良くしてくださらないでしょうか。信仰の薄い人たちよ。」
明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神様は豊かに満たしてくださるお方です。しかも神様は私たちの必要をすべてご存知で、私たちを良くしてくださいます。神様の愛を信じて受け取り、豊かに満たされた人にならせていただきましょう

3,神の国と神の義を求めなさい
33節「まず神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはすべて、それに加えて与えられます。」
「神の国と神の義を求めなさい」とは、神様の愛に生きる世界と、十字架によって与えられる義を求めることです。神様の愛と義が欠けていると、平安が失われ、争いが絶えない世界が生まれます。神様の愛と義が回復されることにより、神の国が私たちの心に、世界に実現されます。

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