R6.2.18 礼拝式

題: 「天の御国に入る者」
聖書の箇所 「マタイの福音書20章20~28節」(新約P.41)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
20 そのとき、ゼベダイの息子たちの母が、息子たちと一緒にイエスのところに来てひれ伏し、何かを願おうとした。
21 イエスが彼女に「何を願うのですか」と言われると、彼女は言った。「私のこの二人の息子があなたの御国で、一人はあなたの右に、一人は左に座れるように、おことばを下さい。」
22 イエスは答えられた。「あなたがたは自分が何を求めているのか分かっていません。わたしが飲もうとしている杯を飲むことができますか。」彼らは「できます」と言った。
23 イエスは言われた。「あなたがたはわたしの杯を飲むことになります。しかし、わたしの右と左に座ることは、わたしが許すことではありません。わたしの父によって備えられた人たちに与えられるのです。」
24 ほかの十人はこれを聞いて、この二人の兄弟に腹を立てた。
25 そこで、イエスは彼らを呼び寄せて言われた。「あなたがたも知っているとおり、異邦人の支配者たちは人々に対して横柄にふるまい、偉い人たちは人々の上に権力をふるっています。
26 あなたがたの間では、そうであってはなりません。あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、皆に仕える者になりなさい。
27 あなたがたの間で先頭に立ちたいと思う者は、皆のしもべになりなさい。
28 人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、また多くの人のための贖いの代価として、自分のいのちを与えるために来たのと、同じようにしなさい。」

1,何を求めているか分かっていない
22節「イエスは答えられた。『あなたがたは自分が何を求めているのか分かっていません。わたしが飲もうとしている杯を飲むことができますか。』彼らは『できます』と言った。」
弟子のヤコブとヨハネが、イエス様の右と左に座れるように願います。それはイエス様と共に十字架にかかることを意味しているということを、彼らは分かっていませんでした。私たちは、何をイエス様に求めているでしょうか。それがどういうことか分かっているでしょうか。

2,偉くなりたいと思う者
26~27節「あなたがたの間では、そうであってはなりません。あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、皆に仕える者になりなさい。あなたがたの間で先頭に立ちたいと思う者は、皆のしもべになりなさい。」
イエス様は偉くなりたいと思うことを否定されませんでした。ただし、この世の支配者たちのようであってはならないと言われます。この世の力によって上に立つのではなく、愛の心によって偉い人、価値ある存在となりなさいと勧められます。

3,いのちを与えるために
28節「人の子が、仕えられるためではなく仕えるために、また多くの人のための贖いの代価として、自分のいのちを与えるために来たのと、同じようにしなさい。」
私たちは隣人にイエス様のいのちを伝え、隣人を生かす働きをすることが願われています。イエス様の救いは人の上に立って伝えるものではありません。イエス様のようにしもべとなり、隣人に仕える愛の姿を通して、聖霊によって伝えられるのです。

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