R5.12.3 創立記念礼拝・聖餐式

題: 「クリスマスのしるし」
聖書の箇所 「イザヤ書7章1~17節」(旧約P.1178)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
1 ウジヤの子のヨタムの子、ユダの王アハズの時代、アラムの王レツィンと、イスラエルの王レマルヤの子ペカが、戦いのためにエルサレムに上って来たが、これを攻めきれなかった時のことである。
2 ダビデの家に「アラムがエフライムと組んだ」という知らせがもたらされた。王の心も民の心も、林の木々が風に揺らぐように揺らいだ。
3 そのとき、主はイザヤに言われた。「あなたと、あなたの子シェアル・ヤシュブは、上の池の水道の端、布さらしの野への大路に出向いて行ってアハズに会い、
4 彼に言え。『気を確かに持ち、落ち着いていなさい。恐れてはならない。あなたは、これら二つの煙る木切れの燃えさし、アラムのレツィンとレマルヤの子の燃える怒りに、心を弱らせてはならない。
5 アラムは、エフライムすなわちレマルヤの子とともに、あなたに対して悪事を企てて、
6 「われわれはユダに上ってこれを脅かし、これに攻め入ってわがものとし、タベアルの子をその王にしよう」と言っているが、
7 神である主はこう言われる。
それは起こらない。それはあり得ない。
8  アラムのかしらはダマスコ、
そのダマスコのかしらがレツィンだから。
──エフライムは六十五年のうちに、
打ちのめされて、一つの民ではなくなる──
9  エフライムのかしらはサマリア、
そのサマリアのかしらがレマルヤの子だから。
あなたがたは、信じなければ
堅く立つことはできない。』」
10 主はさらにアハズに告げられた。
11 「あなたの神、主に、しるしを求めよ。よみの深みにでも、天の高みにでも。」
12 アハズは言った。「私は求めません。主を試みません。」
13 イザヤは言った。「さあ、聞け、ダビデの家よ。あなたがたは人々を煩わすことで足りず、私の神までも煩わすのか。
14 それゆえ、主は自ら、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。
15 この子は、悪を退けて善を選ぶことを知るころまで、凝乳と蜂蜜を食べる。
16 それは、その子が悪を退けて善を選ぶことを知る前に、あなたが恐怖を抱いている二人の王の土地が見捨てられるからだ。
17 主は、あなたとあなたの民とあなたの父の家に、エフライムがユダから離れた日以来、まだ臨んだこともない日々をもたらす。それはアッシリアの王だ。」

1,信じるならば堅くされる
4節「気を確かに持ち、落ち着いていなさい。恐れてはならない。」
9節「あなたがたは、信じなければ堅く立つことはできない。」
ユダの王アハズと民たちは、アラムとイスラエルの同盟に心を揺るが
せます。そのとき主は、信仰によって堅く立つようにと告げます。
信じることは、自分の心の力を振り絞って踏ん張ることではありません。弱く揺れ動く心を告白してゆだね、不安を取り除いて堅くしてくださる主の恵みの力を信じ、より頼むのです。

2,主を求めない愚かさ
10~12 節「主はさらにアハズに告げられた。『あなたの神、主に、しるしを求めよ。よみの深みにでも、天の高みにでも。』アハズは言った。『私は求めません。主を試みません。』」
主はアハズ王に「恵みを求めよ」と語られます。しかしアハズ王は大国アッシリアとの連合を計画していました。それで「主の恵みを求めません。必要ありません。」と答えてしまいます。この世の力に心が支配されてしまうと、主を求める信仰が失われます。

3,それでも、主はともにいてくださる
14 節「それゆえ、主は自ら、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ、処女が身ごもっている。そして男の子を産み、その名をインマヌエルと呼ぶ。」
王が主のしるしを求めないにもかかわらず、主は一つのしるしを与えられます。求めない者が求める者に、信じない者が信じる者に変えられ、救われるように、主は「インマヌエル」あなたとともにいると語り続けてくださいます。これがクリスマスの恵みを現すしるしです。

 

 

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