R5.1.22 礼拝式

「題」 「私たちは神の家族」
聖書の箇所 「エペソ人への手紙2章19~22節」(新約P.386)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
19 こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、聖徒たちと同じ国の民であり、神の家族なのです。
20 使徒たちや預言者たちという土台の上に建てられていて、キリスト・イエスご自身がその要の石です。
21 このキリストにあって、建物の全体が組み合わされて成長し、主にある聖なる宮となります。
22 あなたがたも、このキリストにあって、ともに築き上げられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。

1、神の家族
19 節「こういうわけで、あなたがたは、もはや他国人でも寄留者でもなく、聖徒たちと同じ国の民であり、神の家族なのです。」
「家族」と訳されているギリシア語は、「一つの家に住む人々」という意味のことばが使われています。その意味で、家族は様々なものを共有する間柄といえます。痛みも喜びも、いのちも分かち合うのが家族です。教会は不思議な集まりです。身分も立場も年齢も違う人々が、神様の恵みによって一つとされ、いのちを分かち合う関係とされています。

2、キリストにあって
21 節「このキリストにあって、建物の全体が組み合わされて成長し、主にある聖なる宮となります。」
建物が壁や柱など、多くの異なる部分が組み合わされて一つの建物となるように、教会も異なる人々が組み合わされて成長します。しばしば、違いを受け入れることができずに、人が、また国が争い、いのちを奪う戦争が行われることがあります。しかし教会は、キリストによる平和を受けて聖なる宮となり、いのち生み出すことができます。

3、御霊によって
22 節「あなたがたも、このキリストにあって、ともに築き上げられ、御霊によって神の御住まいとなるのです。」
キリストは信じる者に御霊を注がれ、神の御住まいとされます。教会で大切なのは、そこに集うひとりひとりです。お互いが御霊によって神様の愛を宿し、結び合わされることによって教会に大きな愛が生み出されます。そのことにより教会は神の家として用いられ、いのちを生み出す場とされるのです。

 

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