R5.1.1 元旦礼拝式

「題」 「私たちの将来には望みがある」
聖書の箇所 「エレミヤ書31章15~22節」(旧約P.1349)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
15 主はこう言われる。
「ラマで声が聞こえる。
嘆きとむせび泣きが。
ラケルが泣いている。その子らのゆえに。
慰めを拒んでいる。その子らのゆえに。
子らがもういないからだ。」
16 主はこう言われる。
「あなたの泣く声、
あなたの目の涙を止めよ。
あなたの労苦には報いがあるからだ。
──主のことば──
彼らは敵の地から帰って来る。
17 あなたの将来には望みがある。
──主のことば──
あなたの子らは自分の土地に帰って来る。
18 わたしは、エフライムが悲しみ嘆くのを
確かに聞いた。
『あなたが私を懲らしめて、
私は、くびきに慣れない子牛のように
懲らしめを受けました。
私を帰らせてください。
そうすれば、帰ります。
主よ、あなたは私の神だからです。
19 私は立ち去った後で悔い、
悟った後で、ももを打ちました。
恥を見て、辱めさえ受けました。
若いころの恥辱を
私は負っているのです』と。
20 エフライムは、わたしの大切な子、
喜びの子なのか。
わたしは彼を責めるたびに、
ますます彼のことを思い起こすようになる。
それゆえ、わたしのはらわたは
彼のためにわななき、
わたしは彼をあわれまずにはいられない。
──主のことば──
21 あなたは自分のために標識を立てて
道しるべを置き、
あなたが歩んだ道の大路に心を留めよ。
おとめイスラエルよ、帰れ。
これらの、あなたの町に帰れ。
22 背信の娘よ、いつまで迷い歩くのか。
主はこの地に、一つの新しいことを創造される。
女の優しさが一人の勇士を包む。」

1、あなたの将来には望みがある
17 節「あなたの将来には望みがある。」
このことばは、イスラエルがバビロンに滅ぼされる直前に語られました。絶望的な将来が待ち受ける中、主はイスラエルに「あなたの将来は望みがある。」と語られたのです。
今の私たちも、コロナ禍、戦争など、将来に希望を持つことが難しい状況に思えます。しかし、主は私たちに、災いではなく将来と希望を与えてくださるお方であることを信じましょう。

2、主が語られたことばは必ず実現する
17 節「―主のことば―」
主が語られたことばは必ずその通りに実現します。主が「将来には望みがある」と語られたのなら、必ずその通りになります。
イザヤ書55 章11 節「わたしの口から出ることばも、わたしのところに、空しく帰って来ることはない。それは、わたしが望むことを成し遂げ、わたしが言い送ったことを成功させる。」
主の語られた約束は必ず実現すると信じましょう。

3、一時的ではない望み
17 節「あなたの子らは自分の土地に帰って来る。」
主が語られた「将来」ということばは、「最後」という意味もあります。パウロが「いつまでも残るのは信仰と希望と愛」と記した通りです。私たちの最後は天の御国に帰るという希望が待っています。しかし、多くの人が、自分の帰るべき場所を知らずにいます。次の世代に望みが受け継がれていくためにも、私たちが将来の望みを信じて、伝えていく者とされるように祈りつつ励みましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください