R4.12.18 待降節礼拝式

「題」 「最初のしるし」
聖書の箇所 「ヨハネの福音書2章1~11節」(新約P.178)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
1 それから三日目に、ガリラヤのカナで婚礼があり、そこにイエスの母がいた。
2 イエスも弟子たちも、その婚礼に招かれていた。
3 ぶどう酒がなくなると、母はイエスに向かって「ぶどう酒がありません」と言った。
4 すると、イエスは母に言われた。「女の方、あなたはわたしと何の関係がありますか。わたしの時はまだ来ていません。」
5 母は給仕の者たちに言った。「あの方が言われることは、何でもしてください。」
6 そこには、ユダヤ人のきよめのしきたりによって、石の水がめが六つ置いてあった。それぞれ、二あるいは三メトレテス入りのものであった。
7 イエスは給仕の者たちに言われた。「水がめを水でいっぱいにしなさい。」彼らは水がめを縁までいっぱいにした。
8 イエスは彼らに言われた。「さあ、それを汲んで、宴会の世話役のところに持って行きなさい。」彼らは持って行った。
9 宴会の世話役は、すでにぶどう酒になっていたその水を味見した。汲んだ給仕の者たちはそれがどこから来たのかを知っていたが、世話役は知らなかった。それで、花婿を呼んで、
10 こう言った。「みな、初めに良いぶどう酒を出して、酔いが回ったころに悪いのを出すものだが、あなたは良いぶどう酒を今まで取っておきました。」
11 イエスはこれを最初のしるしとしてガリラヤのカナで行い、ご自分の栄光を現された。それで、弟子たちはイエスを信じた。

1、イエス様との関係
4~5節「すると、イエスは母に言われた、『女の方、あなたはわたしと何の関係がありますか。わたしの時はまだ来ていません。』母は給仕の者たちに言った。『あの方が言われることは、何でもしてください。』」
イエス様がマリヤに「あなたはわたしと何の関係がありますか」と言われたのは、ご自分との関係性を確認されるためです。マリヤは、イエス様とは人間的な親子関係ではなく、神と人との愛の関係にあることを認めます。イエス様は私たちとも同じ関係をもってくださいます。

2、救いを優先されるお方
6~7節「そこには、ユダヤ人のきよめのしきたりによって、石の水がめが六つ置いてあった。それぞれ、二あるいは三メトレテス入りのものであった。イエスは給仕の者たちに言われた。『水がめを水でいっぱいにしなさい。』彼らは水瓶を縁までいっぱいにした。」
イエス様はきよめのしきたりより、人々を愛し、必要を満たすことを優先されました。イエス様は律法を守ることよりも、どんなことよりも、人々を愛し、救うことを優先されます。

3、給仕の者たちは知っていた
9節「宴会の世話役は、すでにぶどう酒になっていたその水を味見した。汲んだ給仕の者たちはそれがどこから来たのかを知っていたが、世話役は知らなかった。」
奇跡を知ることができたのは、イエス様が語られたことばを信じて、従った給仕の者たちです。どんな者であっても、イエス様を信じ、語られたみことばを受け入れて行うならば、神様の栄光が現され、いのちを得ることができるのです。

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