R4.11.20 礼拝式

「題」 「知恵のある者と愚か者」
聖書の箇所 「箴言12章15節」(旧約P.1108)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
15愚か者には自分の歩みがまっすぐに見える。
しかし、知恵のある者は忠告を聞き入れる。

1、愚かな者の基準
15 節「愚かな者には自分の歩みがまっすぐに見える。」
「まっすぐに見える」ということは、その判断の基準は自分自身ということです。しかし、自分という存在は不確かで、その判断の基準も不確かです。それなのに、まっすぐに見えるからと、そのように判断して歩み続けることは愚かなことです。知恵のある者は自分が不確かな存在であることを知っている者です。

2、聖書を基準とする
15 節「しかし、知恵のある者は忠告を聞き入れる。」
キリスト教会は聖書を正典としています。この正典はギリシア語のカノンが語源で、基準、物差しを意味します。知恵のある者は自分を頼りとせず、聖書を基準とし、聖書に記された神様の御言葉に聞き従います。御言葉は、天地が消え去っても、決して消え去ることのない、永遠の保証です。

3、信仰は聞くことから始まる
ローマ人への手紙10 章17 節「ですから、信仰は聞くことから始まります。聞くこととは、キリストについてのことばを通して実現するのです。」
聖書の御言葉は、キリストを証ししています。ですから聖書に聞き従うということは、キリストを信じ、キリストを基準として歩むことです。キリストを基準とは、キリストによる十字架の救いが間違いのないことを信じ、神の子とされている確信をもって歩むことです。これこそ、知恵のある者としての歩みです。

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