R4.2.6 礼拝・聖餐式

「題」 「キリストに聞く」
聖書の箇所 「ルカの福音書9章28~36節」(新約P.132)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
28 これらのことを教えてから八日ほどして、イエスはペテロとヨハネとヤコブを連れて、祈るために山に登られた。
29 祈っておられると、その御顔の様子が変わり、その衣は白く光り輝いた。
30 そして、見よ、二人の人がイエスと語り合っていた。それはモーセとエリヤで、
31 栄光のうちに現れ、イエスがエルサレムで遂げようとしておられる最期について、話していたのであった。
32 ペテロと仲間たちは眠くてたまらなかったが、はっきり目が覚めると、イエスの栄光と、イエスと一緒に立っている二人の人が見えた。
33 この二人がイエスと別れようとしたとき、ペテロがイエスに言った。「先生。私たちがここにいることはすばらしいことです。幕屋を三つ造りましょう。一つはあなたのために、一つはモーセのために、一つはエリヤのために。」ペテロは自分の言っていることが分かっていなかった。
34 ペテロがこう言っているうちに、雲がわき起こって彼らをおおった。彼らが雲の中に入ると、弟子たちは恐ろしくなった。
35 すると雲の中から言う声がした。「これはわたしの選んだ子。彼の言うことを聞け。」
36 この声がしたとき、そこに見えたのはイエスだけであった。弟子たちは沈黙を守り、当時は自分たちの見たことをいっさい、だれにも話さなかった。

1、キリストの栄光と最期
30~31 節「そして、見よ、二人の人がイエスと語り合っていた。それはモーセとエリヤで、栄光のうちに現れ、イエスがエルサレムで遂げようとしておられる最期について、話し合っていたのであった。」
「最期」と訳されていることばは、脱出するという意味で、旧約聖書では「出エジプト」を現します。聖書の中心であり、イエス様の願いの中心は、私たちの救いについてです。

2、ペテロの言葉
33 節「ペテロがイエスに言った。『先生、私たちがここにいることはすばらしいことです。幕屋を三つ造りましょう。一つはあなたのために、一つはモーセのために、一つはエリヤのために。』ペテロは自分の言っていることが分かっていなかった。」
幕屋は神様の臨在を示す場所です。ペテロはモーセとエリヤも礼拝対象とし、イエス様が栄光の姿に留まられることを望みました。私たちはキリストのご計画と自分の思い、どちらの実現を願っているでしょう。

3、キリストに聞く
35~36 節「すると雲の中から言う声がした。『これはわたしの選んだ子。彼の言うことを聞け。』この声がしたとき、そこに見えたのはイエスだけであった。弟子たちは沈黙を守り、当時は自分たちの見たことをいっさい、だれにも話さなかった。」
私たちは心のうちに様々な語りかけを聞くでしょう。だからこそ、意識してキリストに聞く者となるべきです。祈りは自分の願いを聞いていただく以上に、キリストに聞くために献げられるものです。そうすれば、私たちはキリストの救いをはっきりと見ることができます。

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