R3.9.19 主日礼拝

「題」 「仰ぎ見れば生きる
聖書の箇所 「民数記21章4~9節」(旧約P.277)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
4 彼らはホル山から、エドムの地を迂回しようとして、葦の海の道に旅立った。しかし民は、途中で我慢ができなくなり、
5 神とモーセに逆らって言った。「なぜ、あなたがたはわれわれをエジプトから連れ上って、この荒野で死なせようとするのか。パンもなく、水もない。われわれはこのみじめな食べ物に飽き飽きしている。」
6 そこで主は民の中に燃える蛇を送られた。蛇は民にかみついたので、イスラエルイスラエルのうちの多くの者が死んだ。
7 民はモーセのところに来て言った。「私たちは主とあなたを非難したりして、罪を犯しました。どうか、蛇を私たちから取り去ってくださるよう主に祈ってください。」モーセは民のために祈った。
8 すると主はモーセに言われた。「あなたは燃える蛇を作り、それを旗ざおの上に付けよ。かまれた者はみな、それを仰ぎ見れば生きる。」
9 モーセは一つの青銅の蛇を作り、それを旗ざおの上に付けた。蛇が人をかんでも、その人が青銅の蛇を仰ぎ見ると生きた。

1、信仰を失うイスラエル
4~5節「彼らはホル山から、エドムの地を迂回しようとして、葦の海の道に旅立った。しかし民は、途中で我慢ができなくなり、神とモーセに逆らって言った。『なぜ、あなたがたはわれわれをエジプトから連れ上って、この荒野で死なせようとするのか。パンもなく、水もない。われわれはこのみじめな食べ物に飽き飽きしている。』」
イスラエルは我慢ができなくなり、神様とモーセに逆らい「パンもなく、水もない」と訴えています。イスラエルは、どんなときにも絶えず恵みをもって満たしてくださる神様への信仰を失ってしまいました。

2、信仰の回復に導く神様
7~8節「民はモーセのところに来て言った。『私たちは主とあなたを避難したりして、罪を犯しました。どうか、蛇を私たちから取り去ってくださるよう主に祈ってください。』モーセは民のために祈った。すると主はモーセに言われた。『あなたは燃える蛇を作り、それを旗ざおの上に付けよ。かまれた者はみな、それを仰ぎ見れば生きる。』」
神様が燃える蛇を送られたのは、さばきではなく悔い改めのためです。罪を認めたイスラエルに、神様は罪を取り除かれるのではなく、罪からの救いにより、イスラエルを信仰の回復へと導かれました。

3、仰ぎ見れば生きる
9節「モーセは一つの青銅の蛇を作り、それを旗ざおの上に付けた。蛇が人をかんでも、その人が青銅の蛇を仰ぎ見ると生きた。」
「仰ぎ見る」とは、無力な自分たちを神様は愛しあわれんでくださること、救いは完全に神様によってのみ実現することを信じることです。常に十字架を仰ぎ、神様の愛と恵みに生きる者となりましょう。民数記21章4~9節(旧約P.277)

 

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