「題」 「天からの食物」
聖書の箇所 「出エジプト記16章31~32節」(旧約P.124)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
31 イスラエルの家は、それをマナと名づけた。それはコエンドロの種のようで、白く、その味は蜜を入れた薄焼きパンのようであった。
32 モーセは言った。「主が命じられたことはこうだ。『それを一オメル分、あなたがたの子孫のために保存しなさい。わたしがあなたがたをジプトの地から導き出したときに、荒野であなたがたに食べさせたパンを、彼らが見ることができるようにするためである。』」
1、毎日の食物
31 節「イスラエルの家は、それをマナと名づけた。それはコエンドロのようで、白く、その味は蜜を入れた薄焼きパンのようであった。」
マナとは、ヘブル語で「これは何だろう」という意味です。マナは毎朝、必要な分だけ与えられました。イスラエルは40 年の間、毎朝、神様から不思議な恵みに満たされて歩みました。神様は私たちにも、日々恵みを与えてくださるお方です。
2、天からの食物
32 節「モーセは言った。『主が命じられたことはこうだ。「それを一オメル分、あなたがたの子孫のために保存しなさい。わたしがあなたがたをエジプトの地から導き出したときに、荒野であなたがたに食べさせたパンを、彼らが見ることができるようにするためである。」』」
イスラエルは1ヶ月もたたないうちに荒野での生活に音を上げ、エジプトでの奴隷の生活の方がよかったと言い出します。そのような民族を神様は見捨てられず、天からの恵みによって満たされます。神様は良い者にも悪い者にも恵みを与え、救いに導いてくださいます。
3、魂を生かす食物
ヨハネの福音書6章35 節「イエスは言われた。『わたしがいのちのパンです。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。』」
神様は決して尽きることのない、いのちのパンとしてイエス様を天から遣わしてくださいました。イエス様が私たちを罪から救うために十字架にかかられました。この恵みを毎朝信じて受け入れるならば、その人の魂は決して渇くことがありません。