R3.8.15 主日礼拝

「題」 「過越の祭
聖書の箇所 「出エジプト記12章1~14節」(旧約P.118)
※聖書:新改訳2017©2017 新日本聖書刊行会
1 主はエジプトの地でモーセとアロンに言われた。
2 「この月をあなたがたの月の始まりとし、これをあなたがたの年の最初の月とせよ。
3 イスラエルの全会衆に次のように告げよ。この月の十日に、それぞれが一族ごとに羊を、すなわち家ごとに羊を用意しなさい。
4 もしその家族が羊一匹の分より少ないのであれば、その人はすぐ隣の家の人と、人数に応じて取り分けなさい。一人ひとりが食べる分量に応じて、その羊を分けなければならない。
5 あなたがたの羊は、傷のない一歳の雄でなければならない。それを子羊かやぎのうちから取らなければならない。
6 あなたがたは、この月の十四日まで、それをよく見守る。そしてイスラエルの会衆の集会全体は夕暮れにそれを屠り、
7 その血を取り、羊を食べる家々の二本の門柱と鴨居に塗らなければならない。
8 そして、その夜、その肉を食べる。それを火で焼いて、種なしパンと苦菜を添えて食べなければならない。
9 生のままで、または、水に入れて煮て食べてはならない。その頭も足も内臓も火で焼かなければならない。
10 それを朝まで残してはならない。朝まで残ったものは燃やさなければならない。
11 あなたがたは、次のようにしてそれを食べなければならない。腰の帯を固く締め、足に履き物をはき、手に杖を持って、急いで食べる。これは主への過越のいけにえである。
12 その夜、わたしはエジプトの地を巡り、人から家畜に至るまで、エジプトの地のすべての長子を打ち、また、エジプトのすべての神々にさばきを下す。わたしは主である。
13 その血は、あなたがたがいる家の上で、あなたがたのためにしるしとなる。わたしはその血を見て、あなたがたのところを過ぎ越す。わたしがエジプトの地を打つとき、滅ぼす者のわざわいは、あなたがたには起こらない。
14 この日は、あなたがたにとって記念となる。あなたがたはその日を主への祭りとして祝い、代々守るべき永遠の掟として、これを祝わなければならない。

1、イスラエルの原点
2節「この月をあなたがたの月の始まりとし、これをあなたがたの年の最初の月とせよ。」
神様はモーセに、エジプトから導き出されたこの月を始まりとせよと命じられます。これは私たちクリスチャンの始まり、原点でもあります。私たちは何も誇ることがない、罪の奴隷であった者が救われました。神様はいつもその恵みを原点とし、恵みから始めなさいと語られます。

2、子羊の血による救い
13 節「その血は、あなたがたがいる家の上で、あなたがたのためにしるしとなる。わたしはその血を見て、あなたがたのところを過ぎ越す。わたしがエジプトの地を打つとき、滅ぼす者のわざわいは、あなたがたには起こらない。」
神様がエジプトの地を打つとき、イスラエルは子羊の血の犠牲によって守られ、神様のさばきは過ぎ越しました。神様を信じていても、災いが襲いかかることはあります。しかし神の子羊であるイエス様の血によって、私たちは守られます。

3、救いの日を記念する
14 節「この日は、あなたがたにとって記念となる。あなたがたはその日を主への祭りとして祝い、代々守るべき永遠の掟として、これを祝わなければならない。」
聖書における記念とは、神様の恵みを得るために、神様の御名、契約、御業を思い起こすことです。私たちは救いの日を記念して礼拝を献げ、十字架の御業を思い起こします。礼拝により神様の恵み、十字架の救いに立ち、新しい一週間、新しい一日を始めます。

 

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