R2.11.22 主日礼拝

「題」 「すべてのものを造られた神様
聖書の箇所 「使徒行伝14章8~18節」
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
14:8 ところが、ルステラに足のきかない人が、すわっていた。彼は生れながらの足なえで、歩いた経験が全くなかった。
14:9 この人がパウロの語るのを聞いていたが、パウロは彼をじっと見て、いやされるほどの信仰が彼にあるのを認め、
14:10 大声で「自分の足で、まっすぐに立ちなさい」と言った。すると彼は踊り上がって歩き出した。
14:11 群衆はパウロのしたことを見て、声を張りあげ、ルカオニヤの地方語で、「神々が人間の姿をとって、わたしたちのところにお下りになったのだ」と叫んだ。
14:12 彼らはバルナバをゼウスと呼び、パウロはおもに語る人なので、彼をヘルメスと呼んだ。
14:13 そして、郊外にあるゼウス神殿の祭司が、群衆と共に、ふたりに犠牲をささげようと思って、雄牛数頭と花輪とを門前に持ってきた。
14:14 ふたりの使徒バルナバとパウロとは、これを聞いて自分の上着を引き裂き、群衆の中に飛び込んで行き、叫んで
14:15 言った、「皆さん、なぜこんな事をするのか。わたしたちとても、あなたがたと同じような人間である。そして、あなたがたがこのような愚にもつかぬものを捨てて、天と地と海と、その中のすべてのものをお造りになった生ける神に立ち帰るようにと、福音を説いているものである。
14:16 神は過ぎ去った時代には、すべての国々の人が、それぞれの道を行くままにしておかれたが、
14:17 それでも、ご自分のことをあかししないでおられたわけではない。すなわち、あなたがたのために天から雨を降らせ、実りの季節を与え、食物と喜びとで、あなたがたの心を満たすなど、いろいろのめぐみをお与えになっているのである」。
14:18 こう言って、ふたりは、やっとのことで、群衆が自分たちに犠牲をささげるのを、思い止まらせた。

1、神様はすぐそばにおられる無から有を生み出される神様
9~10 節「この人がパウロの語るのを聞いていたが、パウロは彼をじっと見て、いやされるほどの信仰が彼にあるのを認め、大声で『自分の足で、まっすぐに立ちなさい』と言った。すると彼は踊り上がって歩き出した」。
いやされた人は「生れながらの足なえで、あるいた経験が全くなかった」という、この世に全く望みを得ない状況にありました。十字架と復活の福音は、無から有を生み出される神様への信仰をもたらします。

2、すべてのものを造られた神様
15 節「皆さん、なぜこんな事をするのか。わたしたちとても、あなたがたと同じような人間である。そして、あなたがたがこのような愚にもつかぬものを捨てて、天と地と海と、その中のすべてのものをお造りになった生ける神に立ち帰るようにと、福音と説いているものである」。
バルナバとパウロは自分が神々として崇められることを即座に拒絶しました。そして自分は同じ人間に過ぎず、すべてのものは神様によって造られることを語り、栄光を神様にお帰ししました。

3、恵みを与えられる神様
17 節「それでも、ご自分のことをあかししないでおられたわけではない。すなわち、あなたがたのために天から雨を降らせ、実りの季節を与え、食物と喜びとで、あなたがたの心を満たすなど、いろいろのめぐみをお与えになっているのである」。
恵みを与えてくださるのは神様です。わたしたちはいのちを生み出すことはできません。しかし、神様の恵みを伝えることはできます。使徒たちは神様の通りよき管として用いられる働きに徹しました。

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