R2.10.4 主日礼拝

「題」 「神の家、天の門」
聖書の箇所 「創世記28章10~22節」
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
28:10 さてヤコブはベエルシバを立って、ハランへ向かったが、
28:11 一つの所に着いた時、日が暮れたので、そこに一夜を過ごし、その所の石を取ってまくらとし、そこに伏して寝た。
28:12 時に彼は夢をみた。一つのはしごが地の上に立っていて、その頂は天に達し、神の使たちがそれを上り下りしているのを見た。
28:13 そして主は彼のそばに立って言われた、「わたしはあなたの父アブラハムの神、イサクの神、主である。あなたが伏している地を、あなたと子孫とに与えよう。
28:14 あなたの子孫は地のちりのように多くなって、西、東、北、南にひろがり、地の諸族はあなたと子孫とによって祝福をうけるであろう。
28:15 わたしはあなたと共にいて、あなたがどこへ行くにもあなたを守り、あなたをこの地に連れ帰るであろう。わたしは決してあなたを捨てず、あなたに語った事を行うであろう」。
28:16 ヤコブは眠りからさめて言った、「まことに主がこの所におられるのに、わたしは知らなかった」。
28:17 そして彼は恐れて言った、「これはなんという恐るべき所だろう。これは神の家である。これは天の門だ」。
28:18 ヤコブは朝はやく起きて、まくらとしていた石を取り、それを立てて柱とし、その頂に油を注いで、
28:19 その所の名をベテルと名づけた。その町の名は初めはルズといった。
28:20 ヤコブは誓いを立てて言った、「神がわたしと共にいまし、わたしの行くこの道でわたしを守り、食べるパンと着る着物を賜い、
28:21 安らかに父の家に帰らせてくださるなら、主をわたしの神といたしましょう。
28:22 またわたしが柱に立てたこの石を神の家といたしましょう。そしてあなたがくださるすべての物の十分の一を、わたしは必ずあなたにささげます」。

1、あなたのそばに立たれる神様
12~13 節「時に彼は夢をみた。一つのはしごが地の上に立っていて、その頂は天に達し、神の使たちがそれを上り下りしているのを見た。そして主は彼のそばに立って言われた、『わたしはあなたの父アブラハムの神、イサクの神、主である。あなたが伏している地を、あなたと子孫に与えよう』」。
神様は天からはしごを下ろされ、ヤコブのそばに現れました。それは祝福を得るため上ろうとするヤコブとは反対でした。神様の祝福は人の功績によるのではなく、恵みによって与えられます。

2、神様はあなたを捨てない
15 節「わたしはあなたと共にいて、あなたがどこへ行くにもあなたを守り、あなたをこの地に連れ帰るであろう。わたしは決してあなたを捨てず、あなたに語った事を行うであろう」。
ヤコブは父の家から離れることを、神様から遠ざかることと考えたかもしれません。しかし神様はヤコブに「どこに行くにもあなたを守り、決してあなたを捨てない」と約束されます。

3、神様の臨在を知る
16~17 節「ヤコブは眠りからさめて言った、『まことに主がこの所におられるのに、わたしは知らなかった』。そして彼は恐れて言った、『これはなんという恐るべき所だろう。これは神の家である。これは天の門だ』」。
ヤコブは初めて、神様との個人的な出会いを体験しました。この体験がヤコブにとって神の家、天の門となりました。神様の臨在を体験することは信仰の大きな力となり、祝福への道を切り開きます。

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