R2.9.6 主日礼拝

「題」 「大きな信仰」
聖書の箇所 「マタイによる福音書15章21~28節 」
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
15:21 さて、イエスはそこを出て、ツロとシドンとの地方へ行かれた。
15:22 すると、そこへ、その地方出のカナンの女が出てきて、「主よ、ダビデの子よ、わたしをあわれんでください。娘が悪霊にとりつかれて苦しんでいます」と言って叫びつづけた。
15:23 しかし、イエスはひと言もお答えにならなかった。そこで弟子たちがみもとにきて願って言った、「この女を追い払ってください。叫びながらついてきていますから」。
15:24 するとイエスは答えて言われた、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊以外の者には、つかわされていない」。
15:25 しかし、女は近寄りイエスを拝して言った、「主よ、わたしをお助けください」。
15:26 イエスは答えて言われた、「子供たちのパンを取って小犬に投げてやるのは、よろしくない」。
15:27 すると女は言った、「主よ、お言葉どおりです。でも、小犬もその主人の食卓から落ちるパンくずは、いただきます」。
15:28 そこでイエスは答えて言われた、「女よ、あなたの信仰は見あげたものである。あなたの願いどおりになるように」。その時に、娘はいやされた。

1、お答えにならないイエス様
22~23 節「そこへ、その地方出のカナンの女が出てきて、『主よ、ダビデの子よ、わたしをあわれんでください。娘が悪霊にとりつかれて苦しんでいます』と言って叫び続けた。しかし、イエスはひと言もお答えにならなかった」。
カナンの女性が娘のために熱心にイエス様に願い出ます。しかし、異邦人だということで、イエス様はお答えになりません。それでも、カナンの女性は引き下がらず、イエス様に近寄って拝します。

2、主よ、お言葉どおりです
26~27 節「イエスは答えて言われた、『子供たちのパンを取って子犬に投げてやるのは、よろしくない』。すると女は言った、『主よ、お言葉どおりです。でも、子犬もその主人の食卓から落ちるパンくずは、いただきます』」。
カナンの女性はイエス様から子犬扱いされますが、「お言葉どおりです」と同意した上で、子犬も食卓から落ちるパンくずはいただきますと、なお主のあわれみを待ち望みます。

3、大きな信仰
28 節「そこでイエスは答えて言われた、『女よ、あなたの信仰は見あげたものである。あなたの願いどおりになるように』。その時に、娘はいやされた」。
「あなたの信仰は見あげたものである」を直訳すると「あなたの信仰は大きい」です。信仰の大きさは、イエス様をどれくらい大きな存在として信じているかということです。カナンの女性は子犬がいただくパンくずでも十分ですという、イエス様の恵みの大きさを信じました。

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