R2.5.24 主日礼拝

「題」 「救いの約束」
聖書の箇所 「創世記3章15~21節」
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用)

3:15 わたしは恨みをおく、
おまえと女とのあいだに、
おまえのすえと女のすえとの間に。
彼はおまえのかしらを砕き、
おまえは彼のかかとを砕くであろう」。

3:16 つぎに女に言われた、

「わたしはあなたの産みの苦しみを大いに増す。
あなたは苦しんで子を産む。
それでもなお、あなたは夫を慕い、
彼はあなたを治めるであろう」。

3:17 更に人に言われた、「あなたが妻の言葉を聞いて、食べるなと、わたしが命じた木から取って食べたので、

地はあなたのためにのろわれ、
あなたは一生、苦しんで地から食物を取る。
3:18 地はあなたのために、いばらとあざみとを生じ、
あなたは野の草を食べるであろう。
3:19 あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る、
あなたは土から取られたのだから。
あなたは、ちりだから、ちりに帰る」。
3:20 さて、人はその妻の名をエバと名づけた。彼女がすべて生きた者の母だからである。
3:21 主なる神は人とその妻とのために皮の着物を造って、彼らに着せられた。

1、人に敵意を向けられない神様
15 節「わたしは恨みをおく、おまえと女とのあいだに、おまえのすえ
と女のすえとの間に」。
人はへびのことばを信じて行動しました。人は神様に敵対する者となってしまいました。それでも神様は自らに逆らった人に恨みをおかず、へびと人との間に恨みをおくと言われます。どのようなことがあっても神様は人を愛し、人が神様のもとに帰る道を与えようと働かれます。

2、十字架による救い
15 節「彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕くであろう」。
「彼」はキリストを指しています。そして「彼はおまえのかしらを砕き、おまえは彼のかかとを砕く」とは十字架を指しています。かかとが砕かれるのは激痛ですが、致命傷にはなりません。そして、へびはかしらを砕かれ、完全な敗北を喫します。神様の愛に背いた者に、神様は即座に完全な救いの約束を宣言してくださいました。

3、人はちりに過ぎない
19 節「あなたは顔に汗してパンを食べ、ついに土に帰る。あなたは土から取られたのだから。あなたは、ちりだから、ちりに帰る」。
人はちりに過ぎない存在です。どんなに苦労しても、最後は土に帰るだけです。それは神様から離れてしまったからです。このちりに過ぎない者を神様は顧みられ、神様に帰るようにと呼びかけられ、救いの約束を与えてくださいます。わたしたちと神様との間にある隔てを、御子を犠牲にされてまで取り除いてくださいます。

 

 

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