「題」 「神様を知る」
聖書の箇所 「列王紀上18章36~39節 」
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
18:36 夕の供え物をささげる時になって、預言者エリヤは近寄って言った、「アブラハム、イサク、ヤコブの神、主よ、イスラエルでは、あなたが神であること、わたしがあなたのしもべであって、あなたの言葉に従ってこのすべての事を行ったことを、今日知らせてください。
18:37 主よ、わたしに答えてください、わたしに答えてください。主よ、この民にあなたが神であること、またあなたが彼らの心を翻されたのであることを知らせてください」。
18:38 そのとき主の火が下って燔祭と、たきぎと、石と、ちりとを焼きつくし、またみぞの水をなめつくした。
18:39 民は皆見て、ひれ伏して言った、「主が神である。主が神である」。
1、自らご自身を知らせるお方
36 節「アブラハム、イサク、ヤコブの神、主よ、イスラエルでは、あなたが神であること、わたしがあなたのしもべであって、あなたの言葉に従ってこのすべてのことを行ったことを、今日知らせてください」。
神様は人間の力によって解明され、証明されるお方ではありません。神様ご自身がわたしたちに現れ、教えてくださらなければ、決して神様のことを知ることはできません。ですからエリヤは神様に「あなたが神であること……を、今日知らせてください」と願いました。
2、祈に答えてくださるお方
37 節「主よ、わたしに答えてください、わたしに答えてください。主よ、この民にあなたが神であること、またあなたが彼らの心を翻されたのであることを知らせてください」。
神様は愛なるお方です。その愛は、決して見返りを求めない無償の愛です。ですから、親鳥がひな鳥を養うように、わたしたちの求めに神様は喜んで答えてくださいます。
3、信仰を与えてくださるお方
38~39 節「そのとき主の火が下って燔祭と、たきぎと、石と、ちりとを焼きつくし、またみぞの水をなめつくした。民は皆見て、ひれ伏して言った、『主が神である。主が神である』」。
神様はすべてを焼きつくす力をもって現れてくださいました。民はそれを見て「主が神である」と告白しました。神様はご自身が人とは完全に異なる存在であることを体験させることにより、わたしたちに信じる心を起こしてくださいます。信仰は神様が与えてくださるのです。