H31.3.3主日礼拝

「題」 「祈りを教えてください」
聖書の箇所 「ルカによる福音書11章1~13節 」
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
11:1 また、イエスはある所で祈っておられたが、それが終ったとき、弟子のひとりが言った、「主よ、ヨハネがその弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈ることを教えてください」。
11:2 そこで彼らに言われた、「祈るときには、こう言いなさい、『父よ、御名があがめられますように。御国がきますように。
11:3 わたしたちの日ごとの食物を、日々お与えください。
11:4 わたしたちに負債のある者を皆ゆるしますから、わたしたちの罪をもおゆるしください。わたしたちを試みに会わせないでください』」。
11:5 そして彼らに言われた、「あなたがたのうちのだれかに、友人があるとして、その人のところへ真夜中に行き、『友よ、パンを三つ貸してください。
11:6 友だちが旅先からわたしのところに着いたのですが、何も出すものがありませんから』と言った場合、
11:7 彼は内から、『面倒をかけないでくれ。もう戸は締めてしまったし、子供たちもわたしと一緒に床にはいっているので、いま起きて何もあげるわけにはいかない』と言うであろう。
11:8 しかし、よく聞きなさい、友人だからというのでは起きて与えないが、しきりに願うので、起き上がって必要なものを出してくれるであろう。
11:9 そこでわたしはあなたがたに言う。求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。
11:10 すべて求める者は得、捜す者は見いだし、門をたたく者はあけてもらえるからである。
11:11 あなたがたのうちで、父であるものは、その子が魚を求めるのに、魚の代りにへびを与えるだろうか。
11:12 卵を求めるのに、さそりを与えるだろうか。
11:13 このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子供には、良い贈り物をすることを知っているとすれば、天の父はなおさら、求めて来る者に聖霊を下さらないことがあろうか」。

1、祈ることで祈りを知る
 2節「そこで彼らに言われた、『祈るときには、こう言いなさい、「父
よ、御名があがめられますように。御国がきますように」』」。
「祈ることを教えてください」と要望した弟子に、イエス様は主の祈
りを教えられました。今に至るまでずっと、教会が主の祈りを何度も何
度も繰り返し祈っているのは、祈りが、祈ること、祈りを体験すること
で身につくからです。

2、しきりに願う
 8節「しかし、よく聞きなさい。友人だからというのでは起きて与え
ないが、しきりに願うので、起き上がって必要なものを出してくれるで
あろう」。
「しきりに願う」は、直訳すると「恥知らず」という意味です。子ど
もが親に求めるとき、恥ずかしいという思いはないはずです。イエス様
は祈るときに、恥ずかしいと思う必要はない。幼な子が親に求めるよう
に、祈り求めなさいと教えられます。

3、聖霊を求める
 13節「このように、あなたがたは悪い者であっても、自分のこどもに
は、良い贈り物をすることを知っているとすれば、天の父はなおさら、
求めて来る者に聖霊を下さらないことがあろうか」。
神様は親の愛以上の愛をもって、わたしたちに最も良いもの、聖霊を
与えてくださると約束されます。
聖霊は特別な人だけが与えられるのではなく、神様の絶大な愛を信じ
て祈り求めるすべての者に与えられる賜物です。

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