H30.6.10主日礼拝

「題」 「思いわずらいからの解放
聖書の箇所 「マタイによる福音書6章25~34節」
(日本聖書協会:口語訳聖書より引用
6:25 それだから、あなたがたに言っておく。何を食べようか、何を飲もうかと、自分の命のことで思いわずらい、何を着ようかと自分のからだのことで思いわずらうな。命は食物にまさり、からだは着物にまさるではないか。
6:26 空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていて下さる。あなたがたは彼らよりも、はるかにすぐれた者ではないか。
6:27 あなたがたのうち、だれが思いわずらったからとて、自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか。
6:28 また、なぜ、着物のことで思いわずらうのか。野の花がどうして育っているか、考えて見るがよい。働きもせず、紡ぎもしない。
6:29 しかし、あなたがたに言うが、栄華をきわめた時のソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
6:30 きょうは生えていて、あすは炉に投げ入れられる野の草でさえ、神はこのように装って下さるのなら、あなたがたに、それ以上よくしてくださらないはずがあろうか。ああ、信仰の薄い者たちよ。
6:31 だから、何を食べようか、何を飲もうか、あるいは何を着ようかと言って思いわずらうな。
6:32 これらのものはみな、異邦人が切に求めているものである。あなたがたの天の父は、これらのものが、ことごとくあなたがたに必要であることをご存じである。
6:33 まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。
6:34 だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。

1、神様を信頼する
 26節「空の鳥を見るがよい。まくことも、刈ることもせず、倉に取りいれることもしない。それだのに、あなたがたの天の父は彼らを養っていてくださる」。
神様は愛であるので、造られたすべての存在を守り養ってくださいます。神様の創造の御業と、今もなお天地を保っておられる、人知をはるかに超えた力を信じましょう。

2、思いわずらいの無力さ
 27節「あなたがたのうち、だれが思いわずらったからとて、自分の寿命をわずかでも延ばすことができようか」。
神様の愛と力を知るなら、わたしたちが思いわずらうことはどんなに無力であるかを知らされます。栄華を極めた時のソロモンでさえ、花の一つほどにも着飾っていなかったと言われます。
ですから神様は「思いわずらうな」と愛をもって語られます。

3、神の国と神の義を求める
 33節「まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう」。
神様はわたしたちの必要をすべてご存知で、それらを必ず与えてくださるお方です。ですから、わたしたちは自分が支配者になろう、中心に立とうとする心から解放されて、神の国と神の義を求めるべきです。
神様は思いわずらいからの解放の力も、神様を信頼する信仰の力も与えてくださいます。

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