H29.9.10主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「水の上を歩く」
聖書の箇所 「マタイによる福音書14章22~33節」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
14:22 それからすぐ、イエスは群衆を解散させておられる間に、しいて弟子たちを舟に乗り込ませ、向こう岸へ先におやりになった。
14:23 そして群衆を解散させてから、祈るためひそかに山へ登られた。夕方になっても、ただひとりそこにおられた。
14:24 ところが舟は、もうすでに陸から数丁も離れており、逆風が吹いていたために、波に悩まされていた。
14:25 イエスは夜明けの四時ごろ、海の上を歩いて彼らの方へ行かれた。
14:26 弟子たちは、イエスが海の上を歩いておられるのを見て、幽霊だと言っておじ惑い、恐怖のあまり叫び声をあげた。
14:27 しかし、イエスはすぐに彼らに声をかけて、「しっかりするのだ、わたしである。恐れることはない」と言われた。
14:28 するとペテロが答えて言った、「主よ、あなたでしたか。では、わたしに命じて、水の上を渡ってみもとに行かせてください」。
14:29 イエスは、「おいでなさい」と言われたので、ペテロは舟からおり、水の上を歩いてイエスのところへ行った。
14:30 しかし、風を見て恐ろしくなり、そしておぼれかけたので、彼は叫んで、「主よ、お助けください」と言った。
14:31 イエスはすぐに手を伸ばし、彼をつかまえて言われた、「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」。
14:32 ふたりが舟に乗り込むと、風はやんでしまった。
14:33 舟の中にいた者たちはイエスを拝して、「ほんとうに、あなたは神の子です」と言った。

1、祈りを大切にされるイエス様
23節「そして群衆を解散させてから、祈るためひそかに山へ登られた。夕方になっても、ただひとりそこにおられた」。
イエス様は朝早く祈ろうとされていましたが、大ぜいの群衆をごらんになり、彼らへの奉仕を優先されました。
しかしそのことで祈ることをやめられるお方ではありません。イエス様は祈りを、父なる神様と共にあることをとても大切にされます。

2、水の上を歩かれるイエス様
25節「イエスは夜明けの四時ごろ、海の上を歩いて彼らの方へ行かれた」。
イエス様は海の上にも立つことのできるお方です。
27節「わたしである(エゴ エイミ)」は、イエス様が御国の権威をもつお方として臨在されることの宣言です。イエス様はその権威によってやみの中にいる者にも救いを与えることがおできになります。

3、水の上から招かれるイエス様
29節「イエスは『おいでなさい』と言われたので、ペテロは舟からおり、水の上を歩いてイエスのところに行った」。
イエス様はわたしたちを水の上にさえ招くことのできるお方です。
あなたはどのような歩みをすることを願っていますか。この世の力に恐れる者ではなく、御国の権威をもっておられるお方を信じ見上げて、イエス様の招きに従いチャレンジする者となりましょう。

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