H29.9.3主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「祝福されるささげ物」
聖書の箇所 「マタイによる福音書14章13~21節」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
14:13 イエスはこのことを聞くと、舟に乗ってそこを去り、自分ひとりで寂しい所へ行かれた。しかし、群衆はそれと聞いて、町々から徒歩であとを追ってきた。
14:14 イエスは舟から上がって、大ぜいの群衆をごらんになり、彼らを深くあわれんで、そのうちの病人たちをおいやしになった。
14:15 夕方になったので、弟子たちがイエスのもとにきて言った、「ここは寂しい所でもあり、もう時もおそくなりました。群衆を解散させ、めいめいで食物を買いに、村々へ行かせてください」。
14:16 するとイエスは言われた、「彼らが出かけて行くには及ばない。あなたがたの手で食物をやりなさい」。
14:17 弟子たちは言った、「わたしたちはここに、パン五つと魚二ひきしか持っていません」。
14:18 イエスは言われた、「それをここに持ってきなさい」。
14:19 そして群衆に命じて、草の上にすわらせ、五つのパンと二ひきの魚とを手に取り、天を仰いでそれを祝福し、パンをさいて弟子たちに渡された。弟子たちはそれを群衆に与えた。
14:20 みんなの者は食べて満腹した。パンくずの残りを集めると、十二のかごにいっぱいになった。
14:21 食べた者は、女と子供とを除いて、おおよそ五千人であった。

1、主のあわれみ
 14節「イエスは舟から上がって、大ぜいの群衆をごらんになり、彼らを深くあわれんで、そのうちの病人たちをおいやしになった」。
「深くあわれんで」は、直訳すると「内蔵が動かされる」です。イエス様の愛は、他者の痛みを他人事にできない「痛むほどの愛」です。
その愛のゆえに、イエス様は罪人であるわたしたちを見捨てることができず、十字架にかかられてまで救ってくださるのです。

2、あなたがたの手で
 16節「『するとイエスは言われた『彼らが出かけて行くには及ばない。あなたがたの手で食物をやりなさい』」。
弟子たちは群衆に対して、めいめいで食事を買いに行かせるよう提案します。しかしイエス様は「あなたがたの手で」と言われます。
あわれみ深いイエス様は、どこまでもわたしたちと命のつながりをもつことを願われます。そしてその働きのため同労者を求められます。

3、祝福されるささげ物
19節「そして群衆に命じて、草の上にすわらせ、五つのパンと二ひきの魚とを手に取り、天を仰いでそれを祝福し、パンをさいて弟子たちに渡された。弟子たちはそれを群衆に与えた」。
神様はわたしたちを祝福して用いることを喜びとされるお方です。
自分自身が小さく弱い存在と思えても、神様の祝福を受けた者は大いなる存在として輝き、用いられます。
わたしたちが隣人へ愛を伝える祝福された存在として用いられるように、神様にその身を喜んで献げましょう。

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