H29.7.30主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「祝福の基」
聖書の箇所 「創世記12章1~9節」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
12:1 時に主はアブラムに言われた、「あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい。
12:2 わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう。

12:3 あなたを祝福する者をわたしは祝福し、
あなたをのろう者をわたしはのろう。
地のすべてのやからは、
あなたによって祝福される」。
12:4 アブラムは主が言われたようにいで立った。ロトも彼と共に行った。アブラムはハランを出たとき七十五歳であった。
12:5 アブラムは妻サライと、弟の子ロトと、集めたすべての財産と、ハランで獲た人々とを携えてカナンに行こうとしていで立ち、カナンの地にきた。
12:6 アブラムはその地を通ってシケムの所、モレのテレビンの木のもとに着いた。そのころカナンびとがその地にいた。
12:7 時に主はアブラムに現れて言われた、「わたしはあなたの子孫にこの地を与えます」。アブラムは彼に現れた主のために、そこに祭壇を築いた。
12:8 彼はそこからベテルの東の山に移って天幕を張った。西にはベテル、東にはアイがあった。そこに彼は主のために祭壇を築いて、主の名を呼んだ。
12:9 アブラムはなお進んでネゲブに移った。

 祝福は、人には作り出すことのできない、神様の恵みによる幸いです。

1、神様の召しに生きる
1節「時に主はアブラムに言われた、『あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、わたしが示す地に行きなさい』」。
「国を出て、親族に別れ、父の家を離れ」とは、この世に頼る生き方をやめて、ただ神様だけを頼りとして生きるようにとの神様の召しです。
神様の祝福に生きるには、神様がすべてを守り導いてくださることを信じ、神様が示される新しい道へと踏み出すことが必要とされます。

 2、祝福の基
2節「わたしはあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう」。
祝福はわたしたちが作り出すものでなく、神様が恵みによって与えてくださる幸いです。アブラムは何の功績もなく、子もないときに「祝福の基となる」と約束されました。神様は信じて従う者を祝福され、その人を用いて多くの人を祝福されるのです。

3、神様の祝福を証しする
7節「時に主はアブラムに現れて言われた、『わたしはあなたの子孫にこの地を与えます』。アブラムは彼に現れた主のために、そこに祭壇を築いた」。
神様が与えると言われた地は、すでにカナンびとが住む異教の地でした。しかし神様の祝福はどんな力にも屈することはありません。
祝福の基として立てられた者は、この世の力に屈しないで礼拝を第一とし、主の祝福を証しすることが願われます。

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