H28.12.11主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「キリストを証する」
聖書の箇所 「ヨハネ1:35~42」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
1:35 その翌日、ヨハネはまたふたりの弟子たちと一緒に立っていたが、
1:36 イエスが歩いておられるのに目をとめて言った、「見よ、神の小羊」。
1:37 そのふたりの弟子は、ヨハネがそう言うのを聞いて、イエスについて行った。
1:38 イエスはふり向き、彼らがついてくるのを見て言われた、「何か願いがあるのか」。彼らは言った、「ラビ(訳して言えば、先生)どこにおとまりなのですか」。
1:39 イエスは彼らに言われた、「きてごらんなさい。そうしたらわかるだろう」。そこで彼らはついて行って、イエスの泊まっておられる所を見た。そして、その日はイエスのところに泊まった。時は午後四時ごろであった。
1:40 ヨハネから聞いて、イエスについて行ったふたりのうちのひとりは、シモン・ペテロの兄弟アンデレであった。
1:41 彼はまず自分の兄弟シモンに出会って言った、「わたしたちはメシヤ(訳せば、キリスト)にいま出会った」。
1:42 そしてシモンをイエスのもとにつれてきた。イエスは彼に目をとめて言われた、「あなたはヨハネの子シモンである。あなたをケパ(訳せば、ペテロ)と呼ぶことにする」。

バプテスマのヨハネの証によりキリストについて行った最初の弟子たちアンデレとヨハネは「来てごらんなさい」とイエスの招きを受け、このお方こそキリストと知りました。

1、キリストに出会う
「人生は出会いで決まる」と言われますが、決定的出会いは救い主「イエス」との出会いです。出会いのかたちは人それぞれですが、クリスチャン一人一人に主イエスとの出会いがあります。バプテスマのヨハネが「見よ、神の小羊」と指差すお方を見て、アンデレとヨハネはイエスに「どこにお泊りですか」と尋ねます。主は親しく「来て見なさい」と招かれました。彼らはイエスについていき同宿したのです。一晩のイエスと共なる宿り(交わり)は彼らの目を開きました。出会で大切なことは、機会を信仰でとらえ、主を知るために切に求めることです。主は喜んで迎えて下さいます。

2、キリストについていき、キリストと共に宿る
彼らが得た主との深い交わりは、彼らの目を開き、深い霊的感動によって、そのお方がキリストであることがわかったのです。
「来てごらんなさい」と主は招いておられます。
「降りて来なさい。今日、あなたの家に泊まることにしている」(ルカ19:5)
と言われます。「主よ、どうぞ一緒に、お泊りください」(ルカ24:29)と、そのお方に強いて願ってお招きするのです。

3、キリストを証する
主イエスについていき、宿りを通しこのお方こそキリストであると知ったアンデレは、直ぐに出て行き兄のシモンを、イエスのところに連れてきました。主はシモンに目をとめ彼に新しい名「ペテロ」をつけられました。シモン・ペテロは教会における大きな働きを担う偉大な人物となっていきます。ベツレヘムの町の野原で羊の夜番をしていた飼いたちは、天使の知らせを聞き、直ちに生まれた御子を捜しに行き、ついに見つけた飼い葉おけの幼子の前に額づき礼拝しました。喜びにあふれ、その良い知らせを伝えるために出て行きました。これが、世界で始めのクリスマスの出来事でした。救い主御子を拝む真の礼拝は、いつも、そこから新しい出発をさせるのです。


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