H28.5.8主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「祝福された人」
聖書の箇所 「ルツ1:15~18」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
1:15 そこでナオミは言った、「ごらんなさい。あなたの相嫁は自分の民と自分の神々のもとへ帰って行きました。あなたも相嫁のあとについて帰りなさい」。
1:16 しかしルツは言った、「あなたを捨て、あなたを離れて帰ることをわたしに勧めないでください。わたしはあなたの行かれる所へ行き、またあなたの宿られる所に宿ります。あなたの民はわたしの民、あなたの神はわたしの神です。
1:17 あなたの死なれる所でわたしも死んで、そのかたわらに葬られます。もし死に別れでなく、わたしがあなたと別れるならば、主よ、どうぞわたしをいくえにも罰してください」。
1:18 ナオミはルツが自分と一緒に行こうと、固く決心しているのを見たので、そのうえ言うことをやめた。

ルツ記は、昔から愛され大切にされ親しまれ、「ルツ」は女性に命名されています。

1、ルツの生きた背景
ルツが生きたのは士師記の時代で、イスラエルの歴史上、暗黒時代でした。ルツ記の始まりも暗い話で満ちています。異邦の地モアブで人生の苦難をいやというほどなめたナオミは、失意の中で飢饉が去った故郷ベツレヘムに帰る決意をし、息子の嫁オルパとルツに自分の家に帰り人生の再出発をするように説得しました。

2、ルツの決意
オルパは、しゅうとめに別れを告げ去って行きましたが、ルツはナオミにしがみついて決してナオミのもとを去ろうとしません。「あなたの民は私の民、あなたの神は、私の神です。」と懇願するのです。人の愛が冷え切っていた時代、人生の苦難を味わう中でルツは一途で真実な愛を表明します。彼女は、地上の祝福や成功に真の満足がないことを知っていました。異邦の背景から嫁いだ彼女は、ユダヤ人の夫や姑のナオミとの生活を通し、唯一でまことの神を知りました。そして、この神と共に、この神の民と共に生涯を生きる決心をしていたのです。ナオミとの別れに際して、彼女の堅い決意がはっきりしました。ルツは人生の岐路に立った時、自分のささやかな幸福ではなく、神に近づくことを選びました。先の不安や心配がありましたが、これらすべてに勝利させて下さる神に信頼したのです。神はその信仰に応えてくださいました。

3、ルツの報い
ベツレヘムに帰ったルツは、早速、生活のために畑で落穂を拾い集めに出かけました。そして、「それは、はからずもエリメレクの一族に属するボアズの畑」に入るのです。ルツの計画や計算が働いたのではありません。深い神の摂理の御手が働いていました。神はルツに近づき、祝福し、ボアズとの結婚を通し、彼女が救い主イエス・キリストの家系に連なるように導かれたのです。ルツは、異邦の女性です。しかし、ボアズというユダヤ人男性にその土地と共に買い戻され、救い主の家系に連なる特権を得たのです。ここに新約時代に異邦人がキリストによって買い戻されるという霊的真理が予表されています。

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