H27.10.18オープン・チャーチ

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ) 「題」 「死後への備え」
聖書の箇所 「ヨハネ3:16」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)
3:16 神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。

この御言葉は聖書の中心メッセージです。「この世」とは私たち一人一人のことで、「その一人子」とは神の御子イエス・キリストのことです。神はかけがえのない独り子の御子を与えてくださったほど、世にある私やあなたを愛してくださったのです。
『愛なくして、人は生きることができない』と言います。しかし、その愛で人は悩み、傷つき、苦しんでいます。人間の愛は「エゴ」「自己中心」が潜むからです。しかし、愛「アガペー」という神の愛は、無私の愛、エゴの無い愛です。この愛はひたすら与える愛です。自分のかけがえのない最も大事なものさえ、与えてしまうのです。そして、この愛は、無条件の愛で見返りを求めません。

1、神の愛は事実
 「神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛してくださった。」
①歴史的な事実
神の愛は、歴史の只中で一つの具体的な出来事となって現れてきた事実なのです。みことばは、「神は、愛してくださった」と言って、過去のある事実を指します。過去のある時点で、たしかに、一つの動作、出来事が完了し完結しているのです。それは<イエス・キリストの十字架>のことです。あそこに、神が事実、私たちをどれほど愛してくださったかが告白されています。神の愛は2000年前、カルバリーの十字架の上に、はっきり証されているのです。仰ぎましょう。
②神の愛は信仰を通して私たちが知ることができる事実
 実際に神の愛に触れ、神の愛を知って人間が全く変えられて、人生を活き活きと雄雄しく生きることが出来るのです。

2、神の愛の目的
 「それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」
「滅びないで」は、危機的な状況を現しています。キリストの救いを受けなければ人はこのままでは滅びに突き進んでいるという危機的状況の中にあることを言っています。神の愛は、人間が罪を犯しまさに滅びつつある危機的な状況の中で現され、その愛の目的は、すべての人がキリストの救いを受け、滅びることなく永遠のいのちを得るためなのです。

神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。 ヨハネ3:16

 

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