H26.10.26主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「過ぎ越し」
聖書の箇所 「出エジプト12:1~14」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)

12:1 主はエジプトの国で、モーセとアロンに告げて言われた、
12:2 「この月をあなたがたの初めの月とし、これを年の正月としなさい。
12:3 あなたがたはイスラエルの全会衆に言いなさい、『この月の十日におのおの、その父の家ごとに小羊を取らなければならない。すなわち、一家族に小羊一頭を取らなければならない。
12:4 もし家族が少なくて一頭の小羊を食べきれないときは、家のすぐ隣の人と共に、人数に従って一頭を取り、おのおの食べるところに応じて、小羊を見計らわなければならない。
12:5 小羊は傷のないもので、一歳の雄でなければならない。羊またはやぎのうちから、これを取らなければならない。
12:6 そしてこの月の十四日まで、これを守って置き、イスラエルの会衆はみな、夕暮にこれをほふり、
12:7 その血を取り、小羊を食する家の入口の二つの柱と、かもいにそれを塗らなければならない。
12:8 そしてその夜、その肉を火に焼いて食べ、種入れぬパンと苦菜を添えて食べなければならない。
12:9 生でも、水で煮ても、食べてはならない。火に焼いて、その頭を足と内臓と共に食べなければならない。
12:10 朝までそれを残しておいてはならない。朝まで残るものは火で焼きつくさなければならない。
12:11 あなたがたは、こうして、それを食べなければならない。すなわち腰を引きからげ、足にくつをはき、手につえを取って、急いでそれを食べなければならない。これは主の過越である。
12:12 その夜わたしはエジプトの国を巡って、エジプトの国におる人と獣との、すべてのういごを打ち、またエジプトのすべての神々に審判を行うであろう。わたしは主である。
12:13 その血はあなたがたのおる家々で、あなたがたのために、しるしとなり、わたしはその血を見て、あなたがたの所を過ぎ越すであろう。わたしがエジプトの国を撃つ時、災が臨んで、あなたがたを滅ぼすことはないであろう。
12:14 この日はあなたがたに記念となり、あなたがたは主の祭としてこれを守り、代々、永久の定めとしてこれを守らなければならない。

 ヨセフ物語を思い起こしましょう  ヨセフの保護のもと、エジプトに下ったヤコブ一族は、ゴシェンの地で増え広がります。新しいエジプト王が起り、イスラエルを恐れ、奴隷の苦役につかせ、生まれた男子を殺せと命じました。神は、民の叫びに応えて救い手としてモーセを召されました。モーセによって、パロ王の前でエジプトに下された10の災い、その最後は、すべての家の家畜も含めてういご(初子)が、一晩のうちに殺されるというものでした。しかし、家の入り口に小羊の血が塗られた家はさばきから免れました。頑ななパロ王も、ついに民をを解放することを約束し、民はエジプトを出立(出エジプト)しました。この出来事は、やがて来られるメシヤ、キリストの十字架による罪の贖いの予表でした。

1、災いの意味
 主は、9つの災いを通して神の権威と力をエジプトとパロ王の上に圧倒的に現され、偶像の愚かさと人間の奢り高ぶりを砕かれました。私たちも、自然の力や社会の大きな出来事を通し、人間の無力さと愚かさを徹底的に知らされます。当てにならない偶像を捨て、生ける神の前に謙り、本当に確かなお方に信頼する機会なのです。エジプトに下されたもろもろの災いは滅ぼすことが目的でなく、主が真の神であり、その主の声に聞き従う民を起こすためでした。

2、救いの条件
 最後の災いは「主の過ぎ越し」と呼ばれるものでした。エジプトの初子を打った御使いは、民の家は通り過ぎます。それを分けたは、家の入口に血が塗られているかどうかだけです。犠牲となった小羊によって、救いがもたらされました。不信仰と罪を悔い改め、神の小羊キリストの身代わりの十字架を信じ受け入れるなら、私たちは死とさばきから救われ、復活の命に生きる特権と恵みにあずかるのです。

3、キリストの救い
 新約聖書は、キリストを「過ぎ越しの“神の小羊”である」と、繰り返し伝えます。「見よ、世の罪を取り除く 神の小羊」(ヨハネ1:29) 神は、今もキリストを信じ受け入れる者に、「わたしはその血を見て、あなたがたの所を過ぎ越す」と、宣言してくださいます。

わたしはその血を見て、あなたがたの所を過ぎ越すであろう。  出エジプト12:13

プログラム 時間 音声
前奏 0:29
賛美:天地(あめつち)こぞりて 0:45
交読:32 詩篇103 0:49
主の祈り 0:51
使徒信条 1:05
賛美23 来る朝ごとに 3:15
聖書 出エジプト12:1~14 3:12
賛美266: 罪 咎を赦され 2:29
説教:過ぎ越し

10:00

10:00

10:00

10:00

10:00

 5:48

賛美264:われ贖われて 3:44
感謝の祈り 1:24
頌栄63: 父御子御霊の 1:39

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.