H26.10.12主日礼拝

*聖書のお話し(バイブル・メッセージ)
「題」 「見あげた信仰」
聖書の箇所 「マタイ15:21~28」 (日本聖書協会:口語訳聖書より引用)

15:21 さて、イエスはそこを出て、ツロとシドンとの地方へ行かれた。
15:22 すると、そこへ、その地方出のカナンの女が出てきて、「主よ、ダビデの子よ、わたしをあわれんでください。娘が悪霊にとりつかれて苦しんでいます」と言って叫びつづけた。 15:23 しかし、イエスはひと言もお答えにならなかった。そこで弟子たちがみもとにきて願って言った、「この女を追い払ってください。叫びながらついてきていますから」。
15:24 するとイエスは答えて言われた、「わたしは、イスラエルの家の失われた羊以外の者には、つかわされていない」。
15:25 しかし、女は近寄りイエスを拝して言った、「主よ、わたしをお助けください」。
15:26 イエスは答えて言われた、「子供たちのパンを取って小犬に投げてやるのは、よろしくない」。
15:27 すると女は言った、「主よ、お言葉どおりです。でも、小犬もその主人の食卓から落ちるパンくずは、いただきます」。
15:28 そこでイエスは答えて言われた、「女よ、あなたの信仰は見あげたものである。あなたの願いどおりになるように」。その時に、娘はいやされた。

 イエスがフェニキヤ地方の町々に行かれた時、その地のカナンの女がやって来て、「主よ、ダビデの子よ」と叫び出しました。娘が悪霊に取りつかれて苦しんでいたのです。イエスは、女の懸命な求めを「無視」され、「わたしは、イスラエルの失われた羊以外の者にはつかわされていない」と言い、さらには、「子供たち(ユダヤ人)のパンをとって、小犬(異邦人)に投げてやるのはよろしくない」と言われたのです。それに対して女は、「その通りです。しかし、小犬も、その食卓からこぼれ落ちる恵みには与ることができます。」と応じました。その時、主は「その言葉で、十分。」(マルコ7:29)と言って、女の信仰を賞賛し、娘の病を癒してくださいました。主に賞賛される女の信仰とは、どのようなものでしょう。

「求めることを止めない信仰」
 イエスは、必ず応えてくださると信じていました。 女は無視され、つれない、拒絶のようなことばにめげず、いよいよ信じ、にじり寄り、厳しいまでもの祈りをささげ、求めました。 *「愛はあきらめない」(横田早紀江)
「あなたがたは、わたしを尋ね求めて、わたしに会う。もしあなたがたが一心にわたしを尋ね求めるならば、わたしは あなたがたに会う と主は言われる。」(エレミヤ29:13,14)
 なぜイエスは、女の求めにすぐに応えられなかったのでしょう。むしろ、切実な訴えを承知で無視し、冷たく拒絶するかのように取り扱われたのは、この女の心と求めを試み、真剣な求めと切なる願いを通して、大きく真実な信仰を引き出し、その願いに応えられるためでした。主は、私たちの求めや祈りにすぐには答えず、まるで無視し、かえって壁を作り、試みを与えられるようなことがあります。それによって、私たちを試み、私たちの信仰を訓練し、大きい真実な信仰を造り上げようとされるのです。
「信仰がなくては、神に喜ばれることはできない。なぜなら、神に来る者は、神のいますことと、ご自身を求めるものに報いてくださることとを、必ず信じるはずだからである。」 (へブル11:6)

女よ、あなたの信仰は見あげたものである。あなたの願いどおりなるように。 マタイ15・28

プログラム 時間 音声
前奏 0:29
賛美:天地(あめつち)こぞりて 0:44
交読:31 詩篇100 0:49
主の祈り 0:51
使徒信条 1:05
賛美22 御神の愛をば 2:51
聖書 マタイ15:21~28 2:07
賛美209: 慈しみ深き 2:47
説教:見あげた信仰

10:00

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 9:24

婚約式:
髙橋歩兄&梅田恵子さん

 7:40
賛美233:驚くばかりの 3:50
感謝の祈り 1:14
頌栄63: 父御子御霊の 1:30

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